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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第41回

2画面のMEDIASにOptimus G Pro、春の個性派スマホチェック

2013年05月13日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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 夏スマホの発表会が順次スタートしているが、発売はまだちょっと先。今回は春モデルの中から変わり種のスマホ3機種として、「Optimus G Pro」「MEDIAS W」「HONEY BEE」を比較していく。他の機種には無いユニークな特徴を持つ3機種だけにどんな結果になるのだろうか。まずは主なスペックと外観、料金を比較していく。

ドコモ「Optimus G Pro L-04E」

ドコモ「MEDIAS W N-05E」

ソフトバンク「HONEY BEE 201K」

3機種の主な特徴をピックアップ

 まずは今回比較する3機種の主な特徴を紹介する。

■NTTドコモ「Optimus G Pro L-04E」
ガラス面に直接タッチセンサーをプリント。薄く、かつ新感覚だという5型のTrue Full HD IPSディスプレイを搭載。3000mAhという春モデル最大のバッテリー容量で、これから登場する夏モデルと比較しても、十分張り合えそうなハイスペック機だ。

■NTTドコモ「MEDIAS W N-05E」
ダブルディスプレイを搭載し、5.6型の1画面、4.3型の2画面、さらに折りたたんでスリム形状といった様々なスタイルで使える、非常に特徴的なスマホだ。

■ソフトバンクモバイル「HONEY BEE 201K」
女子向けケータイでおなじみHONEY BEEブランドの最新機種。カラバリが楽しく、巨大なストラップホール「ちょい足しリング」、独自のハードウェアキーを搭載し、3.7型という最近珍しい”小さな画面”のスマホでもある。

 Optimus G Proは大容量のバッテリーを搭載しているが、一方で大画面でもある。MEDIAS Wは2画面、HONEY BEEはバッテリー容量、画面ともに小さい。コンセプトがまったく異なる3機種だが、共通して気になるのは「スタミナはどうなの?」という点。果たしてどんな結果になるだろうか。

主なスペック、対応機能を比較する!

 まずは3機種のスペックを確認していこう。

  NTTドコモ
「Optimus G Pro
L-04E」
NTTドコモ
「MEDIAS W
N-05E」
ソフトバンク
「HONEY BEE
201K」
メーカー LG NECカシオ 京セラ
本体サイズ 約70×139×9.9mm 約64×136×12.2mm
(閉じた状態)
約57×121×12.9mm
重量 約156g 約183g 約129g
画面サイズ 5型 4.3型×2 3.7型
画面解像度 1080×1920ドット 540×960ドット×2 480×800ドット
OS Android 4.1.2 Android 4.1.2 Android 4.1.2
CPU クアッドコア 1.7GHz デュアルコア 1.5GHz デュアルコア 1.5GHz
ROM/RAM 32GB/2GB 16GB/1GB 4GB/1GB
メモリーカード microSDXC(64GB) microSDHC(32GB) microSDXC(64GB)
下り最大通信速度 100Mbps
(Xi)
100Mbps
(Xi)
76Mbps
(SoftBank 4G)
無線LANLTE 2.4/5GHz対応 2.4/5GHz対応 2.4/5GHz対応
テザリング ○(最大8台) ○(最大10台) ○(最大8台)
カメラ画素数 1320万画素CMOS
(裏面照射型)
810万画素CMOS
(裏面照射型)
810万画素CMOS
インカメラ 240万画素CMOS
(裏面照射型)
× 200万画素CMOS
防水/防塵 ×/× ×/× ○/×
ワンセグ連続視聴 5時間20分 × 7時間30分
FeliCa ×
赤外線通信 ×
NFC × ×
Bluetooth 4.0 4.0 4.0
HDMI ○(MHL) × ×
SIM形状 microSIM microSIM microSIM
バッテリー容量 3000mAh 2100mAh 2000mAh
Qi × × ×
カラバリ Platinum White、IndigoBlack Black ピンク、ホワイトピンク、オレンジ、グリーン、グロッシーパープル

 今回の3機種はさすがにそれぞれ特徴が異なる。スペック/機能の充実を考えるとOptimus G Proが1番。唯一の5型フルHDディスプレーで、クアッドコアCPUを搭載。さらにメモリ-も大容量で、MHL対応でもある。一方で防水・防塵非対応で、本体に幅があり持ちやすさが気になるところ。

 MEDIAS Wは約183gという重さが目につく。しかし大画面でありながらスリムに閉じることも可能だ。本体を開いて使えば5.6型なのでOptimus G Proより大画面になる。対応していない機能が多いのは残念だが、インカメラについては、折りたたんだときにアウトカメラでの「自分撮り」が可能になっている。

 HONYE BEEはコンパクトで軽い。いかにも持ちやすそうだ。しかし画面は小さい。内蔵ストレージも4GBしかない。それでも今回の3機種では唯一の防水対応で、おサイフケータイやワンセグも用意されている。特にワンセグの連続視聴時間は公式スペックで7時間半と長めだ。

 3機種とも本体のサイズから、対応している機能までバラバラ。今後のテストで面白い結果が出るかもしれない。

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