富士見iPhoneクラブのメンバーが、iPhoneのちょっとした使いこなしテクを毎回紹介していく。iPhone上級者なら「なにを今さら…」と思うかもしれないが、案外知らなかったり、使っていなかったりするネタもあるかもしれないぞ。
前回のiPhoneクラブでは、時計の表記を「19:00」から「7:00 PM」に変更するやり方を紹介した(関連記事)。今回も時計についての小技を紹介したい。
iPhoneは海外に持っていくと、現地のネットワークや、位置情報などを利用し、自動で時計を合わせてくれる。しかし、これがうまく設定されないこともある。かといって、いちいち手動で時計を合わせるのも結構な手間だ。また、たとえば海外に家族が流行に出かけているときなど、「現地は今何時だろう?」と思うときもあるはず。iPhoneの『時計』アプリでは「世界時計」という登録した都市の時間を表示する機能があるが、今回はiPhoneの時計自体を登録した都市に合わせる方法を紹介しよう。
まず「設定」アプリを開いて、「一般」をタップし、「日付と時刻」をタップする。画面に「自動設定」という項目があるが、これは位置情報やWi-Fiから自動で時刻を合わせてくれる機能だ。しかし今回これをオフにして、「時間帯」をタップする。そこで地名を入力し、指定したい都市を探そう。あとは出てきた都市名を選べば、時計が自動で現地の時刻を表示する。
なお、この設定を解除したい場合は「自動設定」をオンにしてもよいし、日本にいるなら、「時間帯」を「東京」にするのもありだろう。
自動設定」があるが、これがオンになっていると、位置情報やWi-Fiから自動で時刻を合わせてくれる。今回はこれをオフにし、「時間帯」をタップ。そこで地名を入力し、候補から都市名を選べば、時計が現地の時刻に設定される
このテクを使っている覆面:ニッシーさん

海外留学経験もあり、英語も実はそれなりに使えたりする私は、交友関係も国際派。自分が海外に行くこともあれば、友人や家族が海外に滞在することも珍しくない。iPhoneには位置情報などで時計を合わせてくれる「自動設定」、他の時計を見れる時計アプリの「世界時計」もあるが、合わせて今回のテクも覚えておきたいところ。海外においては何があるかわからないため、こういう小技を知っているという安心感が心の余裕につながったりするのだ。

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