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富士見iPhoneクラブ 第131回

iPhoneの時間を「19:00」から「7:00 PM」に変えたい

2013年04月30日 15時00分更新

文● 富士見iPhoneクラブ製作委員会(構成:じまP)

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富士見iPhoneクラブのメンバーが、iPhoneのちょっとした使いこなしテクを毎回紹介していく。iPhone上級者なら「なにを今さら…」と思うかもしれないが、案外知らなかったり、使っていなかったりするネタもあるかもしれないぞ。

 iPhoneに限らず、携帯電話を持ちだしたことで、時計を持たなくなったという人は少なくないだろう。時計だけでなく、カレンダーやリマインダーもそなえているiPhoneがあるならば、手帳さえ持たなくなったという人もいるかもしれない。

 さて、iPhoneの時計は標準では24時間表示で、午後7時を「19:00」と表示する。19:00ではなく、「7:00」と表示させたい場合、「設定」アプリから「一般」をタップし、「日付と時刻」を選んで、「24時間表示」をオフにするといい。

「設定」アプリ→「一般」→「日付と時刻」から「24時間表示」をオフにすると、「午前○時」「午後○時」と表示される。「AM/PMにならないかなあ」と思う人のためのテクニックを紹介しよう

 しかしそうすると、「午後 7:00」と表示されるのである。「同じことだとはいえ、やっぱりAM/PMの表記がいいなあ」と思った場合、手がないわけではない。iPhoneの表記書式を変えることで、19:00を「7:00 PM」と表示させることができるのだ。

 まず「設定」アプリから「一般」をタップし、「言語環境」をタップ。ほとんどの人は、「書式」の初期設定が「日本」になっていると思うが、これをタップする。ここで、時刻の表記に「AM/PM」を使用する言語を選べばいいのだ。とりあえずここでは「英語」をタップしよう。

まず、設定アプリから「一般」をタップし、「言語環境」をタップする

「書式」をタップし、「英語」を選ぶ

 続いて、国か地域を選ぶ。どこでもいいので、今回はわかりやすく「アメリカ合衆国」を選んでみよう。そして、「設定」アプリから今度は「一般」をタップして、「日付と時刻」を選んで「24時間表示」をオフにすればいい。

時刻表記に「AM/PM」を使用する国を選べばいいので、USAを意識しているとウワサのiPhoneクラブらしく、アメリカ合衆国を選んでみる。あとは記事の最初で紹介した、「一般」→「日付と時刻」→「24時間表示」をオフに

これで時刻表記がAM/PMになる

ロック画面はこんな感じ

 これで、日本語の環境を変えず、時刻の表記を「AM/PM」にできるというわけだ。ただし、「カレンダー」アプリで「月曜日」が「Monday」に表示されるなど、それ以外にアプリにも変化が生じるので注意が必要。なお、今回はアメリカ合衆国を選んで設定したが、たとえば「イギリス」を選ぶと、曜日が英語で表記されるのはもちろんだが、一週間の始まりが月曜日になるなど、細かくそのお国に合わせた設定に切り替わる。ささやかなことだが、こちらのほうが使いやすい……という人はイギリスで設定するのもアリだろう。

「カレンダー」アプリの「月曜日」が「Monday」になるなど、多言語環境をサポートしたアプリで表記が変わる点には注意。ちなみに「イギリス」を選ぶと、Mondayで一週間が始まるカレンダーに


このテクを使っている覆面:カリーさん

 たかが時刻表記、されど時刻表記。「19:00でも午後7:00でもどっちでもいいでしょ」という人もいれば、AM/PM表記の方がいいんだ! というこだわりがある人もいるはず。ちなみに自分のようなフリーライターの場合は、「原稿の締切は●日ね」と言われたら、その翌日昼までが●日を意味するので、「26:00」「30:00」「36:00」といった時間表示の設定を追加してくれないかとアップルに期待している。

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