富士見iPhoneクラブのメンバーが、iPhoneのちょっとした使いこなしテクを毎回紹介していく。iPhone上級者なら「なにを今さら…」と思うかもしれないが、案外知らなかったり、使っていなかったりするネタもあるかもしれないぞ。
iPhoneに限らず、携帯電話を持ちだしたことで、時計を持たなくなったという人は少なくないだろう。時計だけでなく、カレンダーやリマインダーもそなえているiPhoneがあるならば、手帳さえ持たなくなったという人もいるかもしれない。
さて、iPhoneの時計は標準では24時間表示で、午後7時を「19:00」と表示する。19:00ではなく、「7:00」と表示させたい場合、「設定」アプリから「一般」をタップし、「日付と時刻」を選んで、「24時間表示」をオフにするといい。
しかしそうすると、「午後 7:00」と表示されるのである。「同じことだとはいえ、やっぱりAM/PMの表記がいいなあ」と思った場合、手がないわけではない。iPhoneの表記書式を変えることで、19:00を「7:00 PM」と表示させることができるのだ。
まず「設定」アプリから「一般」をタップし、「言語環境」をタップ。ほとんどの人は、「書式」の初期設定が「日本」になっていると思うが、これをタップする。ここで、時刻の表記に「AM/PM」を使用する言語を選べばいいのだ。とりあえずここでは「英語」をタップしよう。
続いて、国か地域を選ぶ。どこでもいいので、今回はわかりやすく「アメリカ合衆国」を選んでみよう。そして、「設定」アプリから今度は「一般」をタップして、「日付と時刻」を選んで「24時間表示」をオフにすればいい。
これで、日本語の環境を変えず、時刻の表記を「AM/PM」にできるというわけだ。ただし、「カレンダー」アプリで「月曜日」が「Monday」に表示されるなど、それ以外にアプリにも変化が生じるので注意が必要。なお、今回はアメリカ合衆国を選んで設定したが、たとえば「イギリス」を選ぶと、曜日が英語で表記されるのはもちろんだが、一週間の始まりが月曜日になるなど、細かくそのお国に合わせた設定に切り替わる。ささやかなことだが、こちらのほうが使いやすい……という人はイギリスで設定するのもアリだろう。
このテクを使っている覆面:カリーさん
たかが時刻表記、されど時刻表記。「19:00でも午後7:00でもどっちでもいいでしょ」という人もいれば、AM/PM表記の方がいいんだ! というこだわりがある人もいるはず。ちなみに自分のようなフリーライターの場合は、「原稿の締切は●日ね」と言われたら、その翌日昼までが●日を意味するので、「26:00」「30:00」「36:00」といった時間表示の設定を追加してくれないかとアップルに期待している。
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