まだまだ現役!Windows 7搭載Ultrabook「VAIO Z」を使いこなせ! 第1回
薄型、軽量、高性能の三拍子
今こそ注目!nasneも自在に操れるVAIO Z
2013年01月21日 11時00分更新
Windows 8登場と同時に、ソニーのVAIOシリーズには、VAIO Duo 11やVAIO Tap 20など数多く新モデルが登場。従来のシリーズでもタッチパネルを搭載可能な機種が増え、Windows 8の大きな魅力であるタッチ操作を楽しめるようになった。その中で、2012年の夏モデルから継続販売されているWindows 7搭載マシンがある。ここで紹介する「VAIO Z」だ。継続モデルといっても、圧倒的な薄さと軽さ、さらに高性能を併せ持つ魅力は、変える必要がないのだろう。
また、搭載OSが長年使われているWindows 7なのでソフトの互換性を心配する必要がないのも強み。ハイエンドノートという位置づけではあるが、その完成度はヘビーなモバイラーからPCはちょっと使うだけの女性まで幅広い層が満足できる。ここでは、その魅力を改めて確認しつつ、2012年12月の正式版として公開されたソニー・コンピュータエンタテインメントの大人気ネットワークレコーダーユニット「nasne」と連携できるソフト「VAIO TV with nasne」について触れていきたい。
薄型、軽量、高性能の三拍子がVAIO Z
VAIO Zは、Ivy Bridge世代の高性能なCPU、13.3型ワイド液晶とコンパクトなサイズながら高解像度を備える。さらに、厚み16.65mmと薄いうえに、重量も1.165kgに抑えられている。手に持つと違和感を感じるほどの軽さを実現しているのも、大きな魅力なのだ。
筐体に大きな凹凸がないためカバンにも入れやすく、ボディはカーボン素材をアルミニウムを組み合わせており、薄型でも高い強度を確保している。バッテリ駆動時間も7時間以上と、1日十分に持ち運べるのもポイントだ。拡張用シートバッテリーも利用すれば、約18時間ものバッテリ駆動も可能となる。
また、ソニーストアのVAIOオーナーメードモデルでは、CPUにCore i7-3612QM(2.1GHz)やCore i5-3320M(2.6GHz)、Core i3-3110M(2.4GHz)など全部で5種類用意するほか、メモリは最大8GB、液晶はフルHDと1600×900ドットから選べ、SSD RAIDの容量、LTEやWiMAXといった通信環境の追加など、予算や目的に合わせてスペックを変更できるのも大きな強みだ。
別売りとして、光学ドライブやグラフィックアクセラレーターを内蔵する外付け型の「Power Media Dock」も用意。外出時は薄型軽量のモバイルノート、自宅ではPower Media Dockを利用して、ブルーレイやDVD、3Dゲームを楽しむなど、幅広いニーズにも応えられる。
(次ページ、「「VAIO TV with nasne」の正式版がついに登場」に続く)