まだまだ現役!Windows 7搭載Ultrabook「VAIO Z」を使いこなせ! 第1回
薄型、軽量、高性能の三拍子
今こそ注目!nasneも自在に操れるVAIO Z
2013年01月21日 11時00分更新
「VAIO TV with nasne」の正式版がついに登場
そのVAIO Zの楽しみ方をさらに広げてくれるのが、2012年12月21日に正式版「Ver1.0」の提供が開始されたソフト「VAIO TV with nasne」の存在だ。これは、VAIOから大人気となっているネットワークレコーダーユニット「nasne」のコントロールを可能にするというもの。nasneで受信中の番組視聴をはじめ、録画番組の視聴、番組用からの録画予約、nasneからVAIOのHDD/SSDまたはBD/DVDへのダイビングが可能となる。
VAIO TV with nasneの魅力は、まずnasneを最大8台まで管理できること。nasneを8台用意すれば、8番組の同時録画も可能。それを1台のVAIOで管理できてしまうのは、大きな魅力といえる。ちなみに、PlayStation 3では最大4台までしかnasneを管理できない。
そのほか、設定したキーワード条件に合致する番組を表示する「マイサーチ」、独自に集計した「注目番組」など、便利な機能をもそろっている。nasneの状態、未試聴のビデオを紹介、現在の番組など、多くの情報を一度に表示できるのは、PCならではの強みだ。
なお、VAIO TV with nasneに対応するには、VAIO Zをはじめとした、Windows 7/8を搭載するVAIOシリーズ。対応する機種については、ソニーのサイトで案内している。そして、ソフト自体は自動アップデートサービス「VAIO Update」または「VAIO Care」で提供。対応機種であれば、アップデートとして表示されるのでわかるハズだ。
ヘビーユーザーから女性まで幅広いニーズに応えられる
今回VAIO Zを利用して、まず印象的だったのが、普段はPCを仕事の道具としか見ていない妻が、「これいいね。欲しいね」と言ったことだ。それぐらい、VAIO Zの薄さを軽さ、そして洗練されたデザインはインパクトが強い。カラーバリエーションもブラックやシルバーなど全部で5種類用意されており、見た目にもこだわれる。
モバイルノートという位置づけながら、選べるスペックの幅も広く、予算や目的に合わせて調整もしやすい。安い買い物ではないかもしれないが、その満足度は間違いなく高い。薄さも軽さもスペックも見た目も妥協したくないというなら、一番の選択肢といえる。