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塩田紳二のWindows 8 IN-N-OUT 第28回

Windows 8のキーボードショートカットを全公開

2012年12月07日 12時00分更新

文● 塩田紳二

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Windows 8スタイルでのショートカットキー一覧

 全ページの表は、あらゆるショートカットが並んでいるので、少々わかりにくい。そこでWindows 8スタイル環境に関連するショートカットだけを抜き出したのが以下の表だ。

分類 ショートカット 動作
チャーム Win+C チャーム表示
Win+F 「検索」チャームでファイル検索
Win+Q 「検索」チャームで「アプリ」検索
Win+W 「検索」チャームで設定検索
Win+H 「共有」チャーム
Win+K 「デバイス」チャーム
Win+P プロジェクター切り替えメニュー
Win+I 「設定」チャーム
UI Win+Z アプリバー
Win+BackSpace 戻る
Alt+F4 アプリの終了
Win+V、
Win+Shift+V
通知の順次選択
アプリ切り替え Win+Ctrl+BackSpace 次のアプリに切り替え
Win+Tab、
Win+Shift+Tab
アプリ一覧表示
Win+Ctrl+Tab アプリ一覧を表示したままにする
Alt+Tab、
Alt+Shift+Tab
従来型のアプリ切り替え
Alt+Ctrl+Tab 従来型のアプリ切り替え。メニューを表示したまま
スナップ Win+J スナップとメイン領域のフォーカス切り替え
Win+.(ピリオド) 現在のアプリを右側にスナップ
Win+Shift+. 現在のアプリを左側にスナップ
画面 Win+L 画面ロック
Win+O 画面の自動回転のオン/オフ
Win++、Win+-、
Win+Esc
拡大鏡起動(+)、縮小(-)、終了(Esc)
Win+PageUp、
Win+PageDown
マルチディスプレー間でWindows 8スタイルの画面を移動

 チャーム操作には、8つ(Winキー単独を含めれば9つ)のショートカットキーが割り当てられている。まずはチャーム(Charm)の「C」である「Win+C」だけでも覚えると、操作の効率が向上するだろう。

 Windowsストアアプリの操作では、「Win+Z」のアプリバー表示と「Win+BackSpace」の「戻る」が便利だ。「戻る」操作は、ストアアプリで画面が切り替わっていくような場合に、前の段階へ戻るアイコンのクリックに相当するショートカットだ。

この画面左上の赤丸内にあるアイコンは、前の画面や状態に戻ることを意味していて、クリックで動作する。この時には必ず「Win+BackSpace」が利用できるので、キーボードからも操作が可能だ

 アプリ切り替えのショートカットは、Windows伝統の「Alt+Tab」も有効だ。こちらは、デスクトップモードのアプリ(やウインドウ)と、Windowsストアアプリが同等に扱われる。逆に「Win+Tab」は、Windowsストアアプリだけのアプリ切り替えとなっている。この時デスクトップモードは、ひとつのアプリとして扱われる。また、左からのエッジスワイプ操作は「Win+Ctrl+BackSpace」に割り当てられていて、このショートカットを押すたびにアプリが次々に切り替わる。

 画面を区切って2つのストアアプリを表示する「スナップビュー」にも、ショートカットが割り当てられている。現在表示されているストアアプリを左右にスナップする操作だ。ほかのストアアプリが起動していない状態でこの操作をすると、残りの領域が空いたままになる。そのままスタート画面に戻って新たにストアアプリを起動すると、空いた領域に表示される。

 画面を拡大表示する「拡大鏡」はWindows 8でも有効で、Windows 8スタイル側でも同様に動作する。注意すべきなのは、音声読み上げ機能「ナレーター」(Win+Enter)を起動している最中に拡大鏡を起動すると、タッチ操作が正しく行なえなくなる。このような場合「Win+Esc」で拡大鏡を終了させる。

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