システム統合管理「IBM Flex System Manager」も
POWER7+搭載ブレードも!「IBM Flex System」機能追加
2012年11月15日 06時00分更新
11月14日、日本IBMはユーザーの要件に応じてハードウェアの柔軟な組み合わせが可能なブレードサーバー「IBM Flex System」に、統合管理「IBM Flex System Manager」や新たなハードウェアコンポーネントを追加すると発表した。
IBM Flex System Managerは、システム環境を構成する物理資源と仮想資源を単一のコンソールから統合管理する機能を提供。「構成パターン」機能の活用により、簡素な操作で、OS未導のコンピュートノードに仮想化のハイパーバイザーを導入したり、導入済みのハイパーバイザーを別のハイパーバイザーへ変更できるよう、機能を強化。これにより、仮想化環境の構成や管理のスキルを補完し、短時間で、容易かつ確実に設定が可能になるという。価格は、最小構成で122万10円(税込)。
ハードウェアコンポーネントは、10月発表のPOWER7+ プロセッサーを搭載する「IBM Flex System p260コンピュート・ノード」、ストレージ2機種、そして、シャーシ間を結ぶ「FibreChannel over Ethernet(FCoE)」対応のスイッチ「IBM Flex System Fabric EN4093R 10Gb Ethernet Scalable Switch」など。
ストレージは、容量を最大80%削減する「リアルタイム・データ圧縮」や使用頻度に応じたストレージ階層間のデータ自動再配置が可能な内蔵ストレージ「IBM Flex System V7000 ストレージ・ノード」、Flex System x220, x240コンピュート・ノード専用のストレージ拡張ユニット「IBM Flex Systemストレージ拡張ノード」となる。