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富士見iPhoneクラブ 第57回

空腹時、おいしそうな写真を見てしまったときのアプリ

2012年09月05日 12時00分更新

文● 富士見iPhoneクラブ製作委員会

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富士見iPhoneクラブのメンバーが、自分がお気に入りのiPhoneアプリを紹介する水曜日。ゆるふわ&腹黒なメンバーが、毎回役立つ(?)アプリをピックアップしていくぞ。

Chew Cam App
価格無料 作者haranicle
バージョン1.0.2 ファイル容量4.5 MB
カテゴリーフード/ドリンク ユーザーの評価(4.0)
対応デバイスiPod touch (3rd Gen) / iPad Wi-Fi+3G / iPhone 3GS / iPad 2 Wi-Fi+3G / iPad Wi-Fi / iPhone 4 / iPad 2 Wi-Fi / iPod touch (4th Gen) 対応OSiOS 4.0以降

ちくしょう、腹減ったなぁ……

おいしそうな画像を見つけたら、『食べカメラ』でいただこう

 ブログやSNSなどの普及により、今食べているものをすぐにネット上に投稿するという光景は珍しくなくなった。空腹な夜中や仕事中にTwitterやFacebookを覗いてみたところ、友人が豪華なディナーの写真をアップしていた――というのはよくある話。「お前の食べてるものになんか興味ねえから!」と強がったりしつつも、ついつい食欲が刺激されてしまい、つらい思いをしたという人もいるはず。

 だが、おいしそうな食べ物の写真を見たとして、すぐにそれを食べに行くというのはなかなか難しい。そこで役に立つ……かもしれないのが、この『食べカメラ』。その名の通り、読み込んだ写真に効果音付きで歯型を付けてそのまま“食べて”しまうという、ちょっと変わったアプリだ。

実物を前にアプリで「食べる」という不思議体験

 アプリを起動し、メニューの【Library】からカメラロールにある食べたい写真を読み込もう。もちろん、【Camera】から撮影をして、その場で実物を前にアプリで食べるというシュールな行為もできる。画像を読み込んでから画面をタップすると、やたら生々しい効果音とともに、かじりついたような歯形がつく。これによって、対象が食べられたような感じになるというわけだ。もちろん食べ物を検出してそこだけに歯型を付けているわけではないので、画像によってはテーブルや食器まで食べてしまうが、そこはご愛嬌というもの。

おいしくいただく画像は【Library】でカメラロールから選んでもいいし、【Camera】からその場で撮影してもよい。読み込んだあとに画面をタップすれば、生々しい音と振動付きで画像を“食べる”ことができる。食器も一緒に食べているのはご愛嬌だ。

ちなみにメニュー画面の背景にも歯型を付けることができる

できたて感あふれる「湯気」の表示もできる

 ほかほかのできたてが食べたいという人は、右下の温泉のようなアイコンをタップすると、画面に湯気を表示される。いつでも熱々な画像(?)にできるというわけだ。さらに、画面右下にある3つのうち真ん中のアイコンをタップすれば、メールに添付することや、SNSに投稿することなどが可能。誰かがツイッターで夕食を自慢したときに、すかさずこのアプリで“食べた”画像を送るというコミュニケーションも面白い。メニューに戻りたいときは、一番右のアイコンをタップしよう。ここから歯型をクリアしたり、“食べた”あとの画像を保存することもできる。

静止画では少々わかりにくいが、画面右下の温泉マークのようなアイコンをタップするとほんわり湯気が立ちのぼる。これでいつでもできたてを“食べられる”というわけだ

このアプリを使って焼肉を食べてみたが、すさまじい“これじゃない感”を味わうはめに。画面右下にある3つのうち真ん中のアイコンをタップすれば、メールに添付することや、SNSに投稿することが可能だ。また、一番右のアイコンでメニューに戻れるほか、歯型をクリアしたり、画像を保存することもできる

“リア食”アピールにも使えますね!

 このアプリで飢えをしのぐという使い方はひもじ過ぎるが、ちょっとしたジョークとしても使えるほか、あえてSNSに投稿するときに使うという方法もありだろう。湯気を入れたり、歯型をつけることで、「こんなに美味しそうなものを食べてますよー」というアピールができるのだ。


このアプリをオススメする覆面:じまPさん

 とにかく学生は金がありません。スーパーで特売の弁当を買ってきて、SNSにアップされている他人の晩ご飯をこのアプリで食べつつ、弁当を食べて贅沢な気持ちになる……ということもできます。写真にちょっとした効果を付けるアプリとして考えれば、メールやSNSにアップする前にこれで一手間、という使い方もよろしいかと。

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