新「MacBook Air」では何が変わったのか?
今回のテスト機は11インチと13インチモデルの計2台。いずれも第3世代Coreシリーズ「Ivy Bridge」に属すデュアルコアCPU「Core i5」を搭載、GPU(グラフィックス機能)には前モデルから60%高速化されたという統合型「Intel HD Graphics 4000」を採用している。メモリーは4GBからで、オンボードのため自力での増設は困難だが、Apple StoreのCTO利用で最大8GBまで増やすことができる。
従来のデザインを踏襲したこともあり、本体重量は11インチが1.08kg、13インチが1.35kgとほぼ同じ。バッテリー駆動時間も、11インチが最大5時間に13インチが最大7時間と、前モデル(Late 2011)と同じだ。
スペックの数字だけみると「マイナーチェンジ……?」とも思えてしまうが、実際に触れてしばらく利用してみると、いくつもの違いが見えてくる。本稿では、前モデルとハードウェアスペックを比較することで、新しいMacBook Airを選ぶときの“自分を納得させる材料”を探してみよう。