7月2日、日立製作所は、データセンター事業者や通信事業者、データセンターを有する企業や大学、官公庁向けに、「ネットワーク仮想化ソリューション」の提供を開始すると発表した。
これは、米ニシラ(Nicira)のネットワーク仮想化ソフトウェア「Network Virtualization Platform」(Nicira NVP)を使ったもので、両社は販売代理店契約を締結。これにより日立製作所は、「Nicira NVP」を活用したネットワーク仮想化ソリューションを提供し、データセンターの運用効率の大幅な向上を実現するとしている。
具体的には、データセンター向けに導入コンサルティングからシステム構築・保守サポートまで、ネットワーク仮想化環境の構築を支援するトータルソリューションを提供する。また、Nicira NVPを活用した論理ネットワーク構築のほか、ルーターやスイッチなどの物理ネットワーク、サーバーやネットワーク運用管理のためのミドルウェア製品など、日立グループの提供するネットワーク関連製品をトータルに用意。データセンターにおける最適な仮想ネットワーク環境構築を支援するという。