新iPadの持ち心地は、相変わらず上々だ
新iPadは、iPad 2よりも0.6mm厚くなったが、持ち心地は相変わらず上々だ。重量がWi-Fiモデルで652gと増えたため、少し重たくなったと感じる人もいるだろう。重心分布は大半がバッテリーというのもあってか、どこを手で持っても重みがまんべんなく広がる体感だ。また、シリーズに共通するものだが、長時間持っていると重さを感じるようになる。この点は、日本人女性からすると厳しいかもしれない。
持ち方のチェックは、両手持ち、片手持ち、小脇に抱えるスタイルで確認してみた。やや分厚くなった恩恵か、全体的に持ちやすくなったようで、やはり背面の末端部の丸みが持ちやすさに直結している。
純正カバー「iPad Smart Cover」はそのまま流用可能
カバーについては、純正品「iPad Smart Cover」、サードパーティー品ともにそのまま流用できる。ただし、サードパーティー製の場合は、マグネット位置の関係でスリープさせる際にコツがいるようだ。
また、iPad Smart Coverは確かに新iPad/iPad 2両対応なのだが、新iPadがiPad 2より重くなったためか、外れやすくなったと感じている。もう慣れている人は多いかもしれないが、使い始めのうちは、iPad Smart Coverだけを持たないように気を付けてほしい。
新iPadは重量が51g増加したので、「iPad Smart Cover」を取り付けてその磁力をチェックしてみた。軽く振ったくらいでは落ちないが、少し勢いを付けて動かすと外れてしまう |
iPadを使っていると意外とやりがちな、「iPad Smart Cover」側をつかんで持ち上げる動作もチェック。ゆっくりならば問題ないが、スピーディーにやろうとすると外れる結果になった |
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