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Corsair「Obsidian 550D」

Corsairが静音性と冷却性を両立した新PCケース「550D」を発表 

2012年03月16日 20時00分更新

文● ASCII.jp編集部 北村

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 Corsair製新PCケース「Obsidian 550D」の報道関係者向け発表会が、正規代理店のリンクスインターナショナル内で行なわれた。

Corsair製ミドルタワーケース「Obsidian 550D」。3月20日発売予定で、予価は1万5980円前後

静音性と冷却性の両立を極限まで追求した新コンセプトモデル

 「550D」は、Corsair製PCケースの最上位ブランド「Obsidian」シリーズに位置する製品だ。

Corsair製ケースのラインナップ。「550D」は、Corsair製PCケースの最上位ブランド「Obsidian」シリーズに位置する

 アルミ製のフロントカバーは着脱可能で、カバー不要派と必要派の両方のニーズに応えている。また、ダストフィルターがマグネット式のため、簡単に掃除と着脱ができるのが特徴だ。

筐体はスチール製だが、フロントカバーはアルミ製。フロントカバーは右側からも左側からも開けられ、取り外しも容易にできる

マグネット式のダストフィルターを採用。マグネットで筐体に吸着するので工具は必要ない

フロントアクセスポートはUSB 3.0×2、音声入出力、電源ボタン、リセットボタンを用意

サイドパネルには140mmファン×2、もしくは200mmファン×1を増設できる

フロントカバーとサイドパネルの裏側には吸音材が貼りつけられている

 マザーボードはATXとMicro ATXに対応している。ファンはフロントに120mm×2、リアに120mm×1を装備。さらに天板、底面、サイドパネルなどに合計7基を増設可能だ。ドライブベイは5インチ×4、3.5インチシャドウ×6。本体サイズは531(W)×221(D)×480(H)mmとなる。製品は3月20日発売予定で、予価は1万5980円前後とのこと。

ドライブ類はツールレスで取り付け可能で、裏配線に便利なケーブルホールを備えている。3.5インチシャドウベイは取り外すことができ、外した場合は450mmまでの長さの拡張カードを搭載できる

PCIの拡張スロットは8つ。底面のフィルターは、マグネット式だと取り外しが難しいため、従来のスライド式を採用している

ドライブのマウント部にシリコンゴムを採用。ネジ穴部だけでなく、側面全体にゴムが配置されている

冷却管理ソリューションユニット「Corsair Link」

 参考出展として紹介された、冷却管理ソリューションユニット「Corsair Link」。これはComputex Taipei 2011でも展示されていたファンコントロールシステムだ。

参考出展の「Corsair Link」。あいにく日本国内での販売は未定のまま

 3.5インチベイに装着可能なコントロールユニットに集められたケース内の情報をWindows上に表示し、温度監視やファン回転数などをマウスのみで操作できるようにするもの。付属のLEDの色で、システムの状況が一目でわかるようになっている。同社製水冷ユニット「H100」と「H80」がCorsair Linkに対応している。

ユニットは3.5インチベイに収まる大きさ

Windows上で、ファンの監視および制御が可能だ

システムに負荷がかかると、LEDの色が緑→黄色→赤と変化していく

 あいにく「Corsair Link」 の日本国内での販売は未定だが、反響が大きければ発売されるかもしれない。

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