Corsair製新PCケース「Obsidian 550D」の報道関係者向け発表会が、正規代理店のリンクスインターナショナル内で行なわれた。
静音性と冷却性の両立を極限まで追求した新コンセプトモデル
「550D」は、Corsair製PCケースの最上位ブランド「Obsidian」シリーズに位置する製品だ。
アルミ製のフロントカバーは着脱可能で、カバー不要派と必要派の両方のニーズに応えている。また、ダストフィルターがマグネット式のため、簡単に掃除と着脱ができるのが特徴だ。
マザーボードはATXとMicro ATXに対応している。ファンはフロントに120mm×2、リアに120mm×1を装備。さらに天板、底面、サイドパネルなどに合計7基を増設可能だ。ドライブベイは5インチ×4、3.5インチシャドウ×6。本体サイズは531(W)×221(D)×480(H)mmとなる。製品は3月20日発売予定で、予価は1万5980円前後とのこと。
冷却管理ソリューションユニット「Corsair Link」
参考出展として紹介された、冷却管理ソリューションユニット「Corsair Link」。これはComputex Taipei 2011でも展示されていたファンコントロールシステムだ。
3.5インチベイに装着可能なコントロールユニットに集められたケース内の情報をWindows上に表示し、温度監視やファン回転数などをマウスのみで操作できるようにするもの。付属のLEDの色で、システムの状況が一目でわかるようになっている。同社製水冷ユニット「H100」と「H80」がCorsair Linkに対応している。
あいにく「Corsair Link」 の日本国内での販売は未定だが、反響が大きければ発売されるかもしれない。
