ゲーム機とスマホなデュアルフェイス?
12月17日に発売され、各所で購入行列ができたPS Vita。とはいえ、年末年始での入手もしやすそうで、いまだ購入を迷っているという人もいるだろう。
ということで、発売日に購入し、ひと通り弄り倒してからのファーストインプレッションをお届けする。
3G/Wi-Fiモデルのサービス選びは2012年3月以降がベスト
筆者が購入したのは、「PlayStation Vita クリスタル・ブラック 3G/Wi-Fiモデル 初回限定版」(50万台数量限定)。3G回線の事務手数料(2100円)とプリペイドデータプラン100h(4980円)がセットになったものだ。プリペイドプラン100hは180日間有効で、100時間の低速通信と3時間のハイスピード通信が行なえるというもの。2012年3月からは下り128kbpsで月1580円の新たなデータ通信プランもスタートする。いずれにせよ、期限が切れたあとのサービス選びは180日後に考えればいいだろう。
なお、プリペイドデータプランは青少年保護対策として有害サイトへのアクセスを制限する「プリペイドフィルタ」が設定されている。ドコモショップに3G/Wi-Fiモデル内蔵のUIMカードと年齢確認ができる書類を持参のうえで解除が可能なので、成年ユーザーは解除しておくといいだろう。筆者はSCEJ Press Conferenceでの宣言通り、ドコモショップのおねーさんに「有害サイトが見たいので、解除してください」と5分程度で事務処理をしていただいた。
さて、まずはハードウェアから見ていこう。本体サイズは幅182mm×奥行き83.5mm×高さ18.6mmで、重量は3G/Wi-Fiモデルが約279g、Wi-Fiモデルが約260g。フロントマルチタッチパネルは、5型(960×544ピクセル)の有機ELディスプレー。リアタッチパッドも同様にマルチタッチに対応した静電容量式になっている。有機ELディスプレーは発色もよく、ゲームプレイ時の没入感はとてもいい。タッチ感度も良好で、スマホで慣れている人も「微妙に遅い」と感じることもないだろう。
重量は上記の通りだが、数値ほどには重く感じない。筐体サイズが大きくなったぶん、持ちやすくなったのが影響しているからだろう。ただ、デュアルアナログスティックや両面のタッチデバイスを採用しているので、丸裸でカバンに押し込むのが怖い。発売されているケースなどに収納すると良いだろう。
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