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女性を美しく撮れる! 「LUMIX DMC-FX77」の実力

2011年03月03日 12時00分更新

文● 小林 伸、モデル●山口立花子

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「LUMIX DMC-FX77」

「LUMIX DMC-FX77」。写真の「スエードブルー」のほか、「グラマラスピンク」「レオパードゴールド」「リリーホワイト」の4色展開となる

 パナソニックのコンパクトデジカメ「LUMIX」ではイメージリーダー的存在の「FX」シリーズ。女性ユーザーに大変人気があり、最近ではボディーのカラーバリエーションはもちろん、機能的にも“女性による使いやすさ”を意識したカメラになってきている。

 今回紹介するのは、その最新モデルである「LUMIX DMC-FX77」(以下FX77)だ。2月18日に発売(実売3万5000円前後)された機種だが、桃の節句の今日(3月3日)紹介するのにはぴったりの製品だと思う。

驚きのメークアップ機能

「変身」モードの撮影画面

「変身」モードの撮影画面。下に並んでいるアイコンから効果を選択する

 FX77の醍醐味と言える機能は、撮影時に被写体の幅を細くしたり太くできる「変身」モードと、撮影後の画像をレタッチする「ビューティーレタッチ」の機能だろう。

通常の写真

上写真の被写体をシーンモード「変身」で撮影。左が「スリム強」、右が「グラマラス強」

同じく「変身」での効果の違い。左から「効果なし」「スリム強」「グラマラス強」

 「変身」モードは、シーンモードのひとつとして用意されている撮影モードで「少しでも細く写りたい」という、女性の多くが望む願望を叶えてくれる機能だ。被写体を細くする「スリム」と、太くする「グラマラス」という設定があり、それぞれに2段階ずつ調整できる。調整を「強」にしたときの効果はすさまじいので、通常は「弱」の設定で十分だろう。

通常の写真

通常の写真

エステレタッチを全部最高レベルでかけた状態

エステレタッチを全部最高レベルでかけた状態

エステレタッチの設定メニュー

エステレタッチの設定メニュー

メイクレタッチを全部かけた状態

メイクレタッチを全部かけた状態

メイクレタッチの設定画面

メイクレタッチの設定画面

 撮影後に画像を調整できるビューティーレタッチ機能には、「エステレタッチ」と「メイクアップレタッチ」の2つの機能がある。エステレタッチでは、肌透明感やテカリ除去、ホワイトニング、シェイプアップ、デカ目の調整項目がある。

「エステレタッチ」後に「メイクレタッチ」をかけた状態

「エステレタッチ」後に「メイクレタッチ」をかけた状態

適用する前に効果を確認できる。なお、適応後の画像は新たに生成され、元の画像はそのまま残る

最終的に効果を適用する前に比較して確認できる。なお、適応後の画像は新たに生成され、元の画像はそのまま残る

 メイクアップレタッチには、肌色、リップカラー、チークカラー、アイシャドウの調整項目があり、一度エステレタッチした画像に対して、さらにメイクアップレタッチの調整を加えることができる(その逆もできる)。

 撮影時に顔認識機能を使用していなくても、再生画像から人の顔を認識し、その顔に対してレタッチを施してくれる。顔の認識精度に関しては、正面の顔であればOKなのだが、若干でも斜めだったりすると認識できないことがあるので、撮影の際には注意が必要かもしれない。

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