2月14日、富士通は、Xeon 5600番台を採用したPCサーバー「PRIMERGY」シリーズを発表。仮想化ソフトウェアを搭載した機種も投入した。
Xeon 5600番台を採用したのは、1Uの2WAYサーバ「RX200 S6」、2Uの2WAYサーバ「RX300 S6」、タワー/ラック兼用型2WAYサーバ「TX200 S6」「TX300 S6」、ブレード型2WAYサーバ「BX620 S6」「BX920 S2」「BX922 S2」「BX924 S2」。価格は25万2000円(税別)から。
今回発表された8機種には、仮想マシン(VM)機能などを強化したRed Hat Enterprise Linux 6(RHEL6)をサポートする「Linuxサポートバンドルタイプ」が用意される。
また、「RX200 S6」「RX300 S6」「BX920 S2」の3機種は、サーバー仮想化ソフトウェア「VMware ESXi4.1」をプレインストールした「VMware ESXi4.1インストールタイプ」も選択が可能。このモデルでは、サーバー本体に組み込まれた専用のUSB FlashモジュールからVMwareプログラムを直接起動でき、導入時のインストール作業が不要となっている。なお、VMware領域としてはハードディスクを利用しないため、最小リソースで仮想化環境を構築できるという。