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インテルの新CPUイベントで未発表PCが多数展示!

2011年01月18日 16時12分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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 インテルは18日、東京六本木にて業界関係者向けイベント「Intel Forum 2011」を開催し、6日に発表した第2世代Coreプロセッサーを搭載する各社の新製品パソコンを披露した。その中には、多数の未発表製品が含まれていたので、ここで紹介しよう。

「優れたビジュアル体験には
優れたパソコンが必要」とアピール

吉田和正氏

第2世代Coreプロセッサーを掲げるインテル代表取締役社長の吉田和正氏

 イベントの基調講演では、インテル(株)代表取締役社長の吉田和正氏により、第2世代Coreプロセッサーの利点が説明された。吉田氏は、インターネットの拡大とソーシャルネットワークや動画コンテンツの広がりにより、ビジュアルコンテンツが急激に広がっている現状を説明。コンテンツで何かを表現するユーザー側もより高品質を求めるようになっており、そのニーズはパソコンを中心とした進化によって実現されるとして、第2世代Coreプロセッサーの優れた性能がそれを可能とするとした。

第2世代Coreプロセッサーに搭載された機能の数々

優れたビジュアル体験を実現する、第2世代Coreプロセッサーに搭載された機能の数々

1年前のパソコンと比べて1.6倍、3年前と比べれば3.6倍も高速

パフォーマンスも非常に高く、1年前のパソコンと比べて1.6倍、3年前と比べれば3.6倍も高速であるとしている

 講演中に示されたデモでは、(株)Loiloの動画編集ソフト「ロイロスコープ2」を第2世代Coreプロセッサー搭載パソコンで使い、動画のエフェクト処理や変換処理の速さを披露した。ロイロスコープ2では、編集動画を動画共有サービスへアップロードする際に、第2世代Coreプロセッサーの内蔵GPUが持つハードウェアによるエンコード機能を利用して、高速な変換処理を行なう「Intel Quick Sync Video」に対応している。デモでは編集した動画を簡単な処理で高速に変換してアップロードし、その速さを披露した。

「Intel Quick Sync Video」に対応するロイロスコープ2を使ったデモ。アップロード時の変換に同機能を使用するようだ

 また、第2世代Coreプロセッサーと対応するインテル製無線LANモジュールを組み合わせた機能「Intel Wireless Display 2.0」(WiDi)のデモも実演。ノートパソコンから1080pの画像を、無線LAN経由でWiDi対応アダプターをつけた大画面テレビに出力する様子が披露された。

WiDi 2.0のデモ

WiDi 2.0のデモ。会場の無線環境が悪いため、当初はなかなか接続できなかったが、接続が確立したあとは、パソコンの画面や1080pの動画をスムーズに無線LAN経由で表示してみせた

WiDi対応のディスプレーアダプター

会場に展示されていた、WiDi対応のディスプレーアダプター。このアダプターはテレビ側の映像入力につなげて、無線LAN経由で送られたパソコンの画面を受信、デコードする

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