10月20日、ニフティは、クラウドコンピューティングサービス「ニフティクラウド」にて、8月よりクローズドβ版公開していたAPIを正式版として公開した。
これにより、外部プログラム開発者は、簡単にニフティクラウド向けのアプリケーションを作成できる。
また、従来のコントロールパネルと比べ、より直感的に利用できるコントロールパネルの作成や、外出先からニフティクラウドのサーバー起動、停止、ディスクの新規作成、削除などの操作ができるアプリケーションの開発も可能となる。さらに、ユーザー側も運用の自動化など、外部プログラムから快適にニフティクラウドを利用できる。
本日発表されたニフティクラウドAPIを利用して提供されるサービスとして、アプレッソからデータ連携ソフト(EAI)「DataSpider Servista」のニフティクラウドとの連携アダプターを提供予定。DataSpider Servistaのデータ連携処理でニフティクラウドのサーバー起動、停止、情報取得でき、クラウドサービスを含むサービス構築をGUIベースの開発運用環境で効率よく開発できるという。
また、イーツーからはiPhone、iPodTouch用アプリケーションとしてニフティクラウド向け管理ツール「NIFTY Cloud Manager」「NIFTY Cloud Manager Lite」をApp Storeにて提供開始される。
さらにCSKはニフティクラウドに対応したハイブリッドクラウド制御ソフトウエア「PrimeCloud Controller」の新バージョンを提供予定となっている。