9月1日、KDDI、日本インターネットエクスチェンジ(JPIX)、NECビッグローブ、ニフティ、朝日ネット、ヴェクタントの6社は、IPv6によるインターネット事業を推進する新会社「日本ネットワークイネイブラー株式会社」を設立した。
新会社は2010年2月にKDDIとJPIXによって設立されたブロードバンドアクセスエクスチェンジ企画を母体として、他の4社が第三者割当増資に応じ、事業会社となったもの。事業は2011年4月に開始されるNTT東西の次世代ネットワークにおいて、ネイティブIPv6のローミングサービスを提供すること。 現状、IANAから払い出されるIPv4アドレスは枯渇が迫っているが、枯渇以後でも継続的にIPv6によるインターネット接続を行なえるようにする。また、ISPに対して、IPv6インターネット接続への支援も行なっていくという。