8月11日、ネットギアはPoE(Power over Ethernet)に対応したギガビットポートを8つ搭載するスイッチングハブ「GS110TP」を発表した。SFPスロットも2基搭載し、オプションのSFPモジュールを追加することで、光ファイバを用いた長距離通信も可能になる。
PoEはIEEE802.1afに対応し、最大46Wの供給が可能。無線LANアクセスポイントやIPカメラ、IP電話機などのデバイスへの給電が実現する。また、1日でPoEポートのオン/オフをスケジュール設定できる「PoEタイマ」や、ポートへの電力使用の優先度設定といった機能も搭載している。
小型筐体のファンレススイッチながら、機能面では企業向けのスイッチングハブと同等。VLAN、ポートトランキング、IEEE802.1X、ゲストVLANなどのほか、IP ACLもサポートする。また、WebベースのGUIである「Smart Control Center」では、初心者と専任エンジニア、どちらにでも使いやすい操作環境を提供するという。
利用期間中、ハードウェア故障を保証する「ライフタイム保証」の対象製品。価格は4万9350円(税込)となっている。

