1月12日、ネットギアジャパンはPoE+対応ギガビットポート×8、SFPスロット×2を搭載するスイッチ「GS510TP」を発表した。
PoE+ポートは、1ポートあたり30W(合計で最大130W)の給電が可能で、マルチチャネルの無線LANアクセスポイント、遠近ズーム可能なIPカメラ、タッチスクリーンのついたIP電話など、消費電力が15.4W以上のデバイスにも対応する。
また、一定時間PoEポートをオン/オフする「PoEタイマ」機能を備えており、日/週/月/年ごとのスケジュール設定が行なえる。これにより、ネットワークを使用しない時間帯の省エネを実現し、安全性を高めることもできるという。
さらに、ポートの電力使用に優先順位を付けられ、トータルで必要な電力量が全供給可能電力値を超える場合も、優先ポートの電力供給は保たれる。なお、PoEの電力供給の状態は、前面左側のLEDで確認可能だ。
他の機能としては、Auto Voice VLANやAuto Videoといった機能を備えており、これによりVoIPを活用したIP電話の導入を低コストかつ簡単に行なえるという。加えて、VLAN、IEEE802.1x、レイト制御といったL2フルマネージスイッチレベルの機能に加え、L3フルマネージスイッチレベルのIP ACLもサポートする。
「GS510TP」の価格は7万8000円だ。

