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プロセスマネージメントがSalesforceとの差別化ポイント

クラウドもBIも盛り込んだ「eセールスマネージャーRemix Cloud」

2010年06月25日 06時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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6月24日、ソフトブレーンは営業支援ツール「eセールスマネージャー」のグレードアップ版である「eセールスマネージャーRemix Cloud」を発表した。12年の歴史を誇るeセールスマネージャーに、クラウド対応や営業BIなどのトレンドを取り込んだ、同社のSFA(Sales Force Automation)の集大成ともいえる新製品に仕上がった。

最新のトレンドを盛り込んだグレードアップ版

 ソフトブレーンのeセールスマネージャーは1999年から販売を開始したSFAの老舗で、営業プロセス自体を改善するプロセスマネージメントを中心に据えた設計が大きな特徴となっている。当初から「プロセスマネージメント」、「3つのレス(ワイヤレス、シームレス、キーボードレス)」、「プロセスの自由設計」という3つのコンセプトを軸に製品開発を進めてきたという。国内では、1600社を超える企業に導入されてきたという。

eセールスマネージャーの3つの基本コンセプト

 新バージョンの「eセールスマネージャーRemix Cloud」は、社内システムと外部のクラウドやSNSと連携する「マルチクラウド対応」を図った。たとえば、顧客のTwitterなどを一画面に埋め込むといったことが可能になる。

各種のクラウドサービスやSNS等と連携したポータル画面

 また、ゴール(予算達成)に向かった改善を繰り返し行なうための「G(Goal)-PDCA」を意識したメニュー構成「仮説検証型ユーザーインターフェイス」を採用。営業スタッフやマネージャーが、PDCAを意識したメニュー構成にカスタマイズできる。さらに、経営指標を表示するダッシュボード機能や蓄積した情報の分析を行なう「営業BI」も追加された。

経営指標を表示するダッシュボード機能

 eセールスマネージャーRemix Cloudは、SaaS版は1ユーザーが1万1000円/月で、オンプレミス版が1ライセンスで13万5000円となる。また、今回は機能を絞ることで価格を下げたバリューオフが提供され、SaaS版がミニマム8000円、オンプレミス版がミニマム9万円になる。さらに他社製品からの乗り換えを検討しているユーザーには、先着20社で導入コンサルティングサービスが無料で提供されるほか、eセールスマネージャーからeセールスマネージャーRemix Cloudへの「グレードアップ」も2010年12月まで無料で提供される。

 今後の製品強化計画も明らかにされ、中国語版、英語版の提供のほか、各種モバイルデバイスの対応、見積もりワークフローやルート営業機能の強化などが行なわれる予定となっている。

創業者宋文洲氏が中国進出を語る

ソフトブレーン創業者の宋文洲氏

 現在中国と日本で経営コンサルティングなどを行なっているソフトブレーン創業者の宋文洲氏も会場に駆けつけ、中国市場での日系企業についてコメントした。「日系会社の商品は品質はいいけど、売れない企業もある。伸びる会社と伸びない会社は仕組みが違う」と述べ、その仕組みである「プロセスマネージメント」の改善にeセールスマネージャーが寄与しているという。

 海外進出に関しては、実は米国進出に2回失敗した経緯があり、現在は中国にシフトしているとのこと。最近では日系企業だけではなく、中国企業の関心も高く「ドキュメントをきちんと中国語化したこともあるが、タイミングもよかった。中国も安いコストだけで勝負できる時期は過ぎ、営業プロセスを改善する必要性に迫られている」と述べた。

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