6月3日、エプソンはA4シートフィードスキャナー「ES-D200」、A4フラットベッドスキャナー「GT-F730」「GT-S630」を発表。6月17日より順次販売開始する。
A4シートフィードスキャナー「ES-D200」
ES-D200は、カラー/モノクロ共に毎分25枚の高速スキャンができるA4シートフィードスキャナー。読み取り用のCCDセンサーを2本搭載することにより両面原稿の表裏同時読み取りが可能な「両面同時スキャン」機能を搭載する。また、A4サイズの用紙を最大75枚まで一度にセットでき、大量のドキュメントもできる。さらに、同梱のキャリアシートに原稿を半分に折って挟むことにより、A4サイズより大きな原稿でも両面スキャンすることが可能。
本体サイズは幅303×奥行き202×高さ213mm、重量が約5Kg。光学解像度は600dpi。インターフェイスはUSB2.0。価格はオープンプライス(予想市場価格4万円台半ば)。
A4フラットベッドスキャナー「GT-F730」「GT-S630」
GT-F730/S630は新聞の切り抜きや厚みのある雑誌でも手軽にスキャンできるA4フラットベッドスキャナー。機能差はGT-F730にはネガフィルムやポジフィルムのスキャンが可能なフィルムスキャンユニットが搭載されるのに対し、GT-S630が非搭載となっている点のみ。
本体サイズは幅280×奥行き430×高さ67mm(GT-S630は41mm)、重量が約2.8Kg(GT-S630は約2.2Kg)。光学解像度は4800dpi。インターフェイスはUSB2.0。価格はオープンプライス(予想市場価格はGT-F730が1万円後半、GT-S630が9000円後半)。
文字もくっきり、画像ははっきり
今回発表された3機種ともに 背景色を除去し、文字を可読性を向上させる「文字くっきり」機能を搭載。 さらに、モノクロ時に有効な「画像はっきり」機能やRGBのいずれかの成分を意図的に強調する「色強調」機能、 原稿のRGBいずれかを意図的に拾わせない「ドロップアウト」機能などを搭載する。