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高速モデル「DS-860」は60枚/分

エプソン、Wi-Fi搭載でiPhone連携の小型ドキュメントスキャナー「DS-560」

2013年11月01日 23時27分更新

文● ナカムラ/ASCII.jp

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A4シートフィーダースキャナーの高速モデル「DS-860」

 エプソンは11月1日、A4シートフィーダースキャナーの新製品として、「DS-510」「DS-560」「DS-860」を発表した。

 フラグシップのDS-860は、スキャン速度60枚/分(A4カラー 200dpi/300dpi)、給紙枚数80枚の高速モデルだ。銀行や官公庁・自治体のバックヤードで大量に伝票・帳票などをスキャンしたり、支店・拠点ごとにスキャン業務を行う分散入力において、業務を効率化できるという。

 本体に「スキャナビパネル」を搭載し、添付ソフト「Document Capture Pro」によってサイズ・解像度・保存形式などの設定を登録した「ジョブ」を最大9パターンまで割り当てられる。本体パネルからジョブを番号で指定することで、スキャンから指定フォルダーへの保存や、メール送信などの操作が簡単になり、業務を効率化できるという。Document Caputure ProによるEvernote、Google Drive、SugerSyncなどのクラウドサービスへの保存も可能だ。

 主な仕様は、読み取り解像度が75~1200dpi(1dpi刻み)、給紙枚数が80枚。用紙サイズは名刺、分離モードがハガキ、A4、US レター、リーガル、A5、A6、B5、B6、プラスチックカード(エンボスなし)、非分離モードが長尺紙、A3、B4、封筒、プラスチックカード(エンボスあり)。出力形式はPDF、JPEG、TIFF、Multi-TIFF、BMP(Windowsのみ)。

 サイズは約幅300×奥行き166×高さ158mm、重量は約4kg。

A4シートフィーダースキャナー「DS-510」「DS-560」

 DS-510/DS-560は、従来機(ES-D350)と比べて容積で約46%、設置面積を約26%削減した。26枚/分(A4カラー 200dpi/300dpi)のスキャン速度を実現したという。D-560はWi-Fi搭載モデルで、iOS/Android向けアプリ「Epson DocumentScan」を使用してPCレスで直接スマホやタブレットにスキャンデータを取り込める(ただし提供は2014年1月下旬に開始する予定)。

 主な仕様は、読み取り解像度が75~1200dpi(1dpi刻み)、給紙枚数が50枚。用紙サイズは分離モード時が名刺、ハガキ、A4、US レター、リーガル、A5、A6、B5、B6。非分離モード時は長尺紙、A3、B4、封筒、プラスチックカード(エンボスありを含む)。出力形式はPDF、JPEG、TIFF、Multi-TIFF、BMP(Windowsのみ)、PICT(Macintosh のみ)。

サイズは約幅303×奥行き202×高さ213mm、重量はDS-510が約2.5kg、DS-560が約2.6kg。

 発売時期と直販価格は、DS-510が11月14日で3万9980円、DS-560が1月下旬で4万4980円、DS-860が2014年2月初旬で12万6000円。

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