先日中国北京にて開催された台湾エイサー社のプレスカンファレンス「source home 2010」において、発表された製品やデモンストレーションで使用した製品などが別会場で展示された。ここでは展示された製品を中心にエイサーの製品ラインナップを紹介する。
電子書籍リーダー「LumiRead」
最近話題の中心となるデバイスのひとつと言っても過言ではない電子書籍リーダーだが、今回のカンファレンスで発表された「LumiRead」は、多くのプレス関係者の注目を集めた。
展示会場のスタッフに取材した内容を整理すると、ディスプレーはモノクロ6インチ、メモリは内蔵2GB、さらにMicroSDカードスロットやSIMカードスロット、USBなどを装備。サイズは幅118mm×奥行き208mm×高さ10.3mm、重量が約270g(ちなみにキンドルは幅135mm×奥行き191mm×高さ18mm、重量が約292g)。駆動時間は待機状態で約2週間、約8000ページ程度のページリフレッシュが可能というスペック。
また、背面に装備されたバーコードリーダーでISBN(International Standard Book Number)を読み取ることで、目的の本をインターネット上で探し出し購入することができるという。
「clear.fi」デモで使用した製品
マルチメディア・プラットホーム「clear.fi」の発表で使用された製品。大型液晶テレビに接続されたマルチメディアプレーヤー「RevoView」や「Revo」と、PCやスマートフォンが「clear.fi」上でデータをリアルタイムに共有できる。
薄型ドライブを搭載したマルチメディアプレーヤー「Revo」にはバックライト搭載の収納式スリムタイプキーボードが付属。なお、いずれの製品も日本での発売時期は未定とのことだ。
その他の展示製品
展示会場では特にカンファレンスで紹介されることがなかったエイサー製品も多数展示された。