5月13日、コニカミノルタビジネステクノロジーズは、デジタルモノクロ複合機「bizhub」シリーズの新製品4機種を5月24より発売すると発表した。
新製品はTCO削減への貢献を目指し、モノクロ複合機でありながらすべての機種にカラースキャナを搭載する。この機能は、文書の電子化によるオフィススペースの有効活用、電子化による文書の二次活用で業務効率の向上への施策として有効だとしている。
また、イントラネット内の「Direct SMTP対応機」と組み合わせることで、IPアドレスを指定するだけでカラー文書のFAX送信が可能な「IPアドレスFAX」環境を実現する機能を搭載する。
別売りの連携アプリケーション「PageScope Enterprise Suite」により、管理者によるbizhubシリーズのカラー/モノクロ機を問わない一元管理も実現した。
そのほか、国際エネルギースタープログラムが定める省エネルギー基準をクリアしており、スリープモードでの消費電力を7.6Wとし、スリープモードからのフォームアップタイムを12秒以下に抑えている。加えて植物由来成分を含む重合法トナーによるインクの低温定着など、消費電力削減による環境負荷低減にも配慮している。
価格とプリント速度は下記表の通り。スキャナ機能に関しては4機種とも共通で、読み取り解像度は600×600dpi、400×400dpi、300×300dpi、200×200dpiに対応し、300dpi時のA4ヨコ原稿の読み取り速度はカラー/モノクロともに70枚/分となる。
「bizhub」シリーズ新製品ラインアップ | |||
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機種名 | 本体標準価格(税別) | 搬入設置料金(税別) | プリント速度(A4ヨコ) |
bizhub 423 | 147万円 | 3万5000円 | 42枚/分 |
bizhub 363 | 128万円 | 3万5000円 | 36枚/分 |
bizhub 283 | 87万円 | 3万円 | 28枚/分 |
bizhub 223 | 77万円 | 3万円 | 22枚/分 |