4月26日、センチュリー・システムズは、企業向けVPNルーター「FutureNet NXRシリーズ」をリモート管理する専用アプライアンスサーバー「FutureNet CMS-1200」の出荷を6月より開始すると発表した。価格はオープンプライス。
「FutureNet CMS-1200」は、対象となるルーターの設定やファームウェア更新などを外部から簡単なGUIの操作で一括して管理できる1Uサイズの専用アプライアンスサーバー。同社では、導入することで、多数のルーターを運用するネットワーク環境で、効率の良い運用管理が可能としている。
管理者はデータセンターなどに設置した「FutureNet CMS-1200」の管理画面により、以下のようなリモート管理ができる。
- 管理対象ルーターの設定情報の取得、配信
- ファームウェアバージョンの表示、一括更新
- IPsec接続状態の表示、IPsecの自動構成
- インターフェース等の状態、ログ情報の表示
- 管理対象ルーターやその配下のネットワークの死活監視と警報通知
また、管理対象機器をグループに分け、グループ単位でフルメッシュまたはスター型のVPN(IPsec)接続を自動構成する機能を持つ。スター型の場合はセンターを二重化した構成も可能。さらに、グローバルIPアドレスが動的割り当ての拠点間でもVPNを構築できる。