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Windows 7で行なうオーバークロック 第5回

ビデオカードもオーバークロックできる!

2009年12月24日 20時00分更新

文● 石井 英男

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AMD製GPU搭載ビデオカードのオーバークロック

 今度は、AMD製GPU搭載ビデオカードのオーバークロック方法を紹介しよう。AMD製GPU搭載ビデオカードでは、AMD純正のディスプレイドライバとCatalyst Control Centerを導入することで、オーバークロックが可能だ。英語版では、ディスプレイドライバとCatalyst Control Centerが一つのファイルにまとめられているが、それ以外の言語では、ドライバとCatalyst Control Centerが別ファイルとして提供されているので、それぞれダウンロードしておき、ディスプレイドライバ、Catalyst Control Centerの順にインストールすればよい。なお、今回利用したドライバのバージョンは、Catalyst 9.12である。
 まず、デスクトップ画面を右クリックしてプロパティを開き、「Catalyst Control Center」を選択。メニューから「ATI Overdrive」を選択して、鍵マークのアイコンをクリックすると、警告が表示されるので読んで「OK」をクリックすれば、コアクロックとメモリクロックをスライダーで変更できるようになる。なお、クロックは5MHz刻みでの変更になる。クロックを変更したら、「カスタムクロックをテストする」ボタンをクリックすると、その設定で正常に動作するか描画テストが行なわれる。「成功」と表示されれば、「受け入れ」をクリックすると、クロック変更が反映される。なお、AMD製GPUの場合、ATI OverDriveでオーバークロックした設定は、Windowsを再起動しても引き続き反映される。また、自動オーバークロック機能も用意されており、「自動調整しています…」のボタンをクリックすれば、しばらく設定を変えてテストが行なわれた後、コアクロックとメモリクロックが自動的にオーバークロックされる。

初回のみ、鍵マークのアイコンをクリックして表示される警告を読み、「OK」をクリックする必要がある

GPUクロック(コアクロック)とメモリクロックを5MHz刻みで変更可能。変更したら、「カスタムクロックをテストする」ボタンをクリックすると、テストが行なわれる

テストの結果が成功なら、「受け入れ」をクリックすると、クロックの変更が反映される

(次ページへ続く)

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