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富士通が「CLEARSURE」対応PCを発表──遠隔操作でデータ消去

2009年08月25日 09時00分更新

文● ビジネス・ソリューション編集部

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 富士通は24日、法人向けノートパソコン「FMV-LIFEBOOK」の新製品「FMV-S8390」を発表した。ノートPCの紛失・盗難対策として、遠隔操作でHDDからデータを消去できる「CLEARSURE」を搭載したのが特徴(関連記事)。9月上旬より販売開始する。

FMV-LIFEBOOKシリーズのFMV-S8390

 CLEARSURE機能は、ウィルコムPHSネットワークを経由した遠隔操作で、紛失・盗難にあったパソコンのHDD内容を消去したり、起動できないようにできる。PCの電源がオフの状態でもデータを消去できるのが特徴だ。FMV-S8390では、標準状態でこの機能を1年間利用できる。購入時のカスタムメイドオプションなどを利用すれば、最長5年間(+2万5000円)利用できる。

 これ以外にもセキュリティチップ、指紋センサー、FeliCa、スマートカードなどセキュリティー機能は豊富だ。

動作の仕組み。サーバーからPHS回線を利用してパソコンにコマンドを送信。データを保護する

 FMV-S8390は、13.3型ワイドディスプレー(1280×800ドット)搭載の2スピンドルノートで、光学式ドライブは着脱式。CPUにはCore 2 Duo P8700(2.53GHz)またはCeleron 900(2.20GHz)が選べる。1GBのDDR3メモリー、160GBのHDD、Gigabit Ethernet、最大10.5時間のバッテリー駆動時間といったスペックは共通。

 価格はCore 2 Duo P8700搭載の上位モデルが24万9000円(税別)。Celeron 900搭載の下位モデルが21万6000円(税別)。

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