「オブジェクト.メソッド」構文を使ったマクロ例
上の画像にあるExcelブックには、ブック全体を印刷するマクロが登録されています。[印刷]ボタンをクリックすると、このブックにある「大阪」「京都」「兵庫」の3つのシートが1部づつ印刷されます。
対象であるオブジェクトは「Workbook」、メソッドは「PrintOut」で、それぞれブックオブジェクト、印刷操作を表わします。「ActiveWorkbook」は現在選択しているブックを表わします。「Copies」は部数、「Collate」は部単位という意味になります。「True」は直訳では「有効にする」という意味になります。
このマクロはマクロ記録でも作れます。
【コードを見てみよう】
次ページからは、具体例を挙げてオブジェクト.メソッドの利用方法を紹介します。
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