ネットショップで商品を購入する場合、おもに「注文フォーム」「ショッピングカート機能」の2つを利用します。
最近では、ネットショップの多くがショッピングカート機能を使っています。
まず、それぞれの特徴をおさらいしましょう。
注文フォームとは?
注文フォームの多くは、CGIプログラムを使ったシンプルなもの。比較的簡単に、短期間でプログラムを作ることができます。お客様は、購入する商品の個数や注文主情報などをフォーム内の決められた位置に入力し、商品やサービスを申し込みます。
取り扱い商品が数点の場合は、注文フォームでもいいでしょう。また、ひとつひとつの注文が異なるオーダーなどの場合、注文フォームでの対応が便利です。
注文フォームでは、購入商品の情報入力や支払い総額の計算を、お客様自身が行います。そのため、「購入手続きが煩雑」という印象を与えがちです。購買意欲のあるお客様を逃さないためにも、選択式にするなど、入力の手間を軽減する工夫をしましょう。
ショッピングカートとは?
ショッピングカートとは、お客様が買い物かごに、購入したい商品を自由に入れていく仕組みのこと。お届け先の情報を読み取って、自動的に配送料を計算したり、クレジットカードで支払う場合、サイト内でクレジット認証を行ったりと、注文確定までの一連の手続きがスムーズです。
品数が多い、商品の入れ替えが激しい場合は、ショッピングカートを利用したほうが効率的。ただし導入には、費用と時間がかかります。それぞれ、多種多様な機能がありますから、自店に合ったショッピングカートを選定することも大切です。もしくは、自社でオリジナルのショッピングカートを作成するのもいいでしょう。
これより先は、最近の主流であるショッピングカートについて詳しく解説します。
ショッピングカート注文時の画面の流れ
ショッピングカート利用時の「商品購入の流れ」を見てみましょう。
1.商品の選択(お客様)
商品選択画面で商品を選択。選んだ商品データは、自動的にショッピングカートに記録されます。お客様は、カートに入れた商品を確認しながら、追加購入や数量を調整できます。
2.注文内容の確認(お客様)
カート内の商品、金額などを確認します。注文内容に間違いがなければ、支払い方法の選択に進みます。
3.支払い方法の確認(お客様)
説明文を読み、利用できる支払い方法や、手数料などを確認。自分に合った支払い方法を選択します。
4.注文主情報、送り先などの入力(お客様)
注文確認画面で、住所、氏名、メールアドレス、送り先などの項目を入力します。
5.注文内容の最終確認(お客様)
注文内容と支払額を確認して、データが送信されたら、注文完了です。
注文完了後、今度はショップ側から、
6.「注文受け付けメール」をサーバから、お客様あてに自動送信
7.Webマスターが受注内容を確認。お客様に再度、注文確定した旨の「受注確認メール」を送信
ショッピングカートの流れ
著者プロフィール
名前 | 田嶋 節和 | tajima[アットマーク]surfboard.co.jp |
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