1991年にメガドライブ用のRPGとして発売になった「シャイニング&ザ・ダクネス」を原点とするセガの看板RPG“シャイニング・フォース”シリーズ。ゲームハードも、ゲームギア、セガサターンとセガの看板ハードから、ゲームボーイアドバンス、プレイステーション2、携帯電話と時代に合わせて変わってきた。今回発売になった最新作「シャイニング・フォース イクサ」は、プレイステーション2用タイトルとしては3作目の作品だ。
昨年末よりその週話題の2タイトルを並べて紹介することが多いソフマップ秋葉原本店。今週は「シャイニング・フォース イクサ」と「.hack//G.U. Vol.3 歩くような速さで」となっていた |
アソビットゲームシティでは、路上スペースは「シャイニング・フォース イクサ」のみ。特典のテレホンカード付き版と通常版の2つを並べて販売していた |
同タイトルは、2005年にプレイステーション2用RPGとして発売になった「シャイニング・フォース ネオ」の流れを汲んだ作品。剣と魔法を扱う多種族が共存する世界というシリーズ共通の世界観と、ネオの戦闘や育成システムを引き継いでいる。
物語は主人公である“トウマ”と“シリル”の2人を軸に展開していく。人間達の帝国と魔族の領域という2つの勢力が対立する世界で、主人公達は大きな力を持った“聖剣シャイニングフォース”を手に入れたことで、機動要塞“ジオフォート”を使い、両勢力に戦いを挑んでいく。戦闘が、遠征組と要塞防衛組という2種類に分かれて行なわれるというシステムになっているのが特徴で、遠征行動中に要塞への攻撃があると防衛戦へと切り替わり、戦闘へ勝利するとまた遠征行動に戻るというのが基本的な流れとなる。このときに操作するキャラクターも入れ替わり、2人の主人公を使い分けることになる。
JR秋葉原駅より中央通りを万世橋方向に向かったところにある「秋葉原GIGO」。シリルのコスプレをしたスタッフが抽選を呼びかけていた | スタッフが手に持ってくれたのが特製のシリルキャラクタークッション。抱き枕として使えそうだ。コスチュームは違うがスタッフもクッションもシリルである |
店頭での販売価格は6500円程度。ショップによってはオリジナル特典としてテレホンカードを用意しており、すでに特典バージョンは売りきれとなっているショップもあった。
それ以外にも18日に限り10時から20時まで、秋葉原地区13店舗が参加した発売記念イベントが行なわれていた。こちらは対象店舗で「シャイニング・フォース イクサ」を購入し、レシートを持って「秋葉原GIGO」店頭のイベントスペースに行くと、抽選で記念品がもらえるというモノ。特賞には主人公シリルの特製キャラクタークッション、1等にはキャラクターデザインを担当したpako氏書き下ろしのイラストパネルをプレゼント。こちらは、今のところ他では見られないイラストだそうで、貴重なアイテムということだった。ちなみに2等はイクサのイラストが描かれたクリアファイル、3等はブックマーカーとなっていた。
イベントスペースでは、シリルのコスプレをしたスタッフが受け付けと、「シャイニング・フォース イクサ」の宣伝を行なっていた。18時時点で430人程度の人が抽選に訪れており、秋葉原地区では今週発売タイトルの中で注目度が高いのは間違いないだろう。
1等の書き下ろしイラストパネル。横にあるクリアファイルと比較してもらうとわかるが、結構大きいサイズだ | 2等と3等のクリアファイルとブックマーカー |
【取材協力】