COMMELLからベース部分とサブ部分2つの基板を重ねて使用するというユニークなMini-ITX対応マザーボードが発売された。製品はベース部分の「ETB-ITX1」とサブ部分にあたるCPUボードの「ES-270」2つで構成されている。
I/O部分やPCI/CFスロット、電源コネクタなどを装備するベース部分の「ETB-ITX1」 |
Core2Duo/CoreDuo/CoreSolo対応のCPUソケットやチップセット“i945GM+ICH7M”、DDR2 SO-DIMMスロット1本を備えているCPUボードの「ES-270」 |
ご覧のように製品は、中央がぽっかりと空いたベース部分の「ETB-ITX1」のほうにI/O部分やPCI/CFスロット、電源コネクタなどを装備。CPUボードの「ES-270」には、Core2Duo/CoreDuo/CoreSolo対応のCPUソケットやチップセット“i945GM+ICH7M”、DDR2 SO-DIMMスロット1本を備えている。COMMELLお馴染みの茶箱パッケージに収められた製品本体は、これら2つのボードが親ガメ子ガメのように重なって装着されており、さらに「ES-270」と同程度の大きさのファン/ヒートシンクが取り付けられている。その他、オンボードインターフェイスにはVGAやサウンド、100/10Base-TXイーサネット×2、Serial ATA×2などを搭載する。
もともと工業向けのマザーボードを多く手がける同社らしい発想の製品で、別途交換可能なCPUボードもラインナップされているようだが、今日から販売している高速電脳では「今のところ取り扱う予定はない」とのこと。価格は高速電脳で5万1800円となるほか、アークでも近日中に取り扱い予定となっている。
ベース部分の「ETB-ITX1」のほうに用意されたI/O部分 | 付属品 |