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MDDP関連4社、“マイクロデバイス・ディスプレイ コンソーシアム”を設立

2006年09月20日 22時54分更新

文● 編集部

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マイクロデバイス・ディスプレイ関連の、(株)有沢製作所、セイコーエプソン(株)、米テキサス・インスツルメンツ社、日本ビクター(株)の4社は20日、MMDPの普及啓蒙のため、“マイクロデバイス・ディスプレイ コンソーシアム(MDDPC:Micro Device Display Consortium)”を15日付けで設立したと発表した。

マイクロデバイス・ディスプレイ(MDDP)は、半導体製造技術を利用して作られる数~数十μm単位の画素で構成されるデバイスで、代表的なものとして、微細な鏡を利用するミラー素子(DMD)、液晶を利用する透過型のHTPS素子、液晶と反射電極を利用するLCOS素子が実用化されている。

コンソーシアムでは、MDDP共通の優位性である、大画面/高画質/軽量/スタイリッシュデザイン、低消費電力と家計における経費節減効果/生涯所有コストの有利さ、寿命の長さ(ランプ交換で輝度が復活)、TVのセット昇温と冷暖房経費の削減効果、トータル製造エネルギーからみた電力消費削減効果やCO2排出量削減効果、原材料の省資源性、などをPRすることで普及拡大を図るとしており、賛同会社となっている、米SCRAM Technologies社、米3M社、日本サムスン(株)、米Luminus Devices社の4社とともに、関連業界から参加を募り、共通の販売促進ツールの作成やウェブサイトの開設、実機デモンストレーションなどを行なうとしている。

なお、コンソーシアムの代表役員には日本ビクターの理事で技術開発本部 DPユニット長の中垣新太郎氏が就任している。

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