3本あるヒートパイプが“8”の字型に湾曲し周囲の円状ヒートシンクで放熱するというユニークな形状のZalman製のCPUクーラー「CNPS9500 LED」のサンプルが店頭に並んでいる。同製品は“COMPUTEX TAIPEI 2005”でもブースでアピールされていたもので、見た目はまるで扇風機のような形状をしているのが特徴。発売は9月8日頃を予定している。
|
---|
3本のヒートパイプを“8”の字型に湾曲しているというユニークな作り |
|
---|
“8”の字型にすることでヒートパイプ6本相当の熱伝導率を実現したという |
この製品はLGA 775/Socket 478/754/939/940対応のCPUクーラー。パッケージおよび同社のウェブサイトによると、3本のヒートパイプを“8”の字型にすることで6本相当の熱伝導率を実現したという。放熱用のフィンは銅製0.2mm厚のものを90枚使用。これをファンコントローラ付きの90mm角ファン(1350rpm~2400rpm/18dB~27.5dB)で冷却する仕組みだ。ファンはブルーLEDにより光るタイプのものを採用。全体のサイズは85(L)×112(W)×125(H)mm、重量は530g。現在高速電脳で展示しており、予価は7980円となっている。
|
| |
---|
全体的な見た目はまるで扇風機のよう。放熱用のフィンは銅製0.2mm厚のものを90枚使用している | | 裏面。“8”の字型になったヒートパイプの様子がわかる |
【関連記事】
【取材協力】