先週お伝えした、Thermaltake製ロケット型水冷キット「Rocket CL-W0011」の店頭デモが開始された。ロケット型のラジエータとポンプ、CPUヘッドなどを1つにまとめた製品で、驚くのは動作した際のギミック。ラジエータの頭頂部に備えた透明アクリルカバー部分を見ると、ラジエータ内部から噴水のように冷却水が吹き出しているのだ。
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「Rocket CL-W0011」の全景。サイズは150(L)×145(W)×640(H)mmとかなり大きい |
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写真ではわかりづらいが、ラジエータ頭頂部の透明アクリルカバーから内部を覗くと冷却水が噴水のように噴き出している |
この製品は、8日に発売が予定されている外置きタワー型ラジエータを備える水冷キット。Zalman製「RESERATOR1」やAquaPark製「AQUABOX AB-01」とは異なり、ポンプはラジエータ本体とは別にPC内部に設置する仕組みだ。ポンプのスペックは、最大120リットル/h、ノイズレベル20dB。実際に耳を近づけてみると、かなり静かな印象を受けた。
同社ならではの“光モノ”も用意されており、ポンプと銅製のCPUヘッドにはブルーLEDが搭載されている。さらにUV加工が施されたチューブが同梱されており、ブラックライトと併用すれば、ケース内部は幻想的なイメージになるだろう。対応はLGA 775/Socket 478/462/939/940/754の6種類。価格は、USER'S SIDE本店と高速電脳で2万1800円を予定している。
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最大120リットル/h、ノイズレベル20dBという仕様のポンプ本体。実際にも動作音は静かで、静粛性も高い | | ブルーLEDを搭載したの銅製のCPU用ヘッド。付属のクリップによりLGA 775/Socke t478/462/939/940/754に対応する |
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