今回が日本初上陸となるThermaltakeのサブブランド、Thermalrockから、ユニークなフロントパネルを装備したATXケースが2モデル登場した。Thermaltake製品と同様デザインはなかなか押しの強いものだか、ややシンプルな味付けという印象だ。
今回が日本初上陸となる、ThermalTakeのサブブランドThermalrock | 巨大なブルーのヒートシンクのようなフロントデザインが特徴の「Dragon」 |
発売されたのは巨大なブルーのヒートシンクのようなフロントデザインが特徴の「Dragon」と、同じくフロントパネルに紫色のメッシュと肉厚のアルミを採用した「OceanDome」。どちらも内部の仕様は同じで、背面と上部、サイドに90mm角ファンを4基、前面下部に80mm角ファンを1基と標準で計5基のファンを搭載。5つの5インチベイを装備するほか、シャドウベイは3つ。また、フロントパネル内部に仕込まれたLEDにより、どちらもブルーに光るというギミックも施されている。
「Dragon」のサイドパネルはアクリルタイプ | どちらも内部の仕様は同じだ | |
サイドに90mm角ファンを4基、前面下部に80mm角ファンを1基と標準で計5基のファンを搭載する | フロントのアルミもなかなか肉厚 |
その他、フロントデザイン以外の違いは、サイドパネル。メッシュとなる「OceanDome」に対し、「Dragon」はアクリルパネル仕様となる。両モデルとも電源は搭載しないが、ケースとしての作りはしっかりしたもので、なかなかの仕上がり。ThermalTakeの“濃い”デザインが苦手なユーザーも、Thermalrockのケースは一見の価値がありそうだ。価格は「Dragon」がOVERTOPで1万9750円、アークで1万9800円、「OceanDome」がOVERTOPで2万2480円となるほか、TWOTOP秋葉原本店でも2モデルの入荷を確認している。
フロントパネルに紫色のメッシュと肉厚のアルミを採用した「OceanDome」 | こちらのサイドパネルはメッシュとなる |