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話題の新製品を、ASCII24編集部が入手した直後に各部の写真で一足先にレポートする“写真で見る話題の新製品【一足先に目撃!!】”。今回は、(株)アスキーとソニーマーケティング(株)(直販サイト“ソニースタイル”)のコラボレーションサイト“Sony Flash on ASCII”を担当する伊藤サンタからの小粋なXmasプレゼントとして(!?)、巷で話題のHDD&DVDレコーダー「PSX DESR-7000」(今月13日発売)のフォト&ショートレビューをお届けする。
PSXがある世界へようこそ
――It's a “PSX”.
5月の戦略説明会でセンセーショナルなデビューを果たした「PSX」と、それを紹介する久多良木健氏 |
センセーショナルなデビュー(5月に開かれた(株)ソニーの戦略説明会や、10月の“CEATEC JAPAN 2003”での一般ユーザー向け初お披露目)と、その後の搭載機能の変更により、PSXに期待と不安の入り混じった複雑な気持ちを抱いている読者も少なくないだろう。
発売の1ヵ月前にインタビューを受ける開発担当者の松岡賢次氏 |
発売1ヵ月前(11月14日)に開発者の松岡賢次氏に直接インタビューし、さらに今回実機を触ってみた私個人の率直な感想として、“PSXとは何ぞ”と問われると、“PSXという新しい環境を実現するもの”という答えになる。既存のHDD&DVDレコーダーやパソコン+MPEG-2キャプチャー&TVチューナー環境をすでに使いこなしている人には機能面で物足りないと思うかもしれないが、家庭のTVの脇にさりげなくPSXが立って(もしくは横置きで設置されて)いれば、これまでのように雑誌や新聞のラテ欄で録画する番組を厳選したり、空のビデオテープを大量に準備しておく(さらに録画済みのテープを管理する)面倒なしに、気軽に録画して好きな時間に視聴し、本当に重要なものだけはDVD-R/RWメディアに書き出すという1ランク上のAV環境が得られる。この環境を一度体験すると、元の世界には戻りがたい心境になるのは“間違いない”。
PSXの基本インターフェースは、リモコンの十字ボタンと○/△/□/×ボタン、およびビデオ機器と同じ再生や停止などの各種コントロールボタン。十字ボタンは8方向と押し込むことで決定ボタンとしても使う |
では改めて、PSXをレビューしていこう。ここでは、PSXの基本インターフェースである“○/△/□/×”の4つのマークを使って、PSXでできること/簡単便利で高評価=○、PSXでできるが使い勝手や機能面で改良の余地があること=△、今はできなくとも将来的に実現できそうな(ソフトウェアの改良などで実現してほしい)こと=□、PSXではできないこと=×という4点を、一般ユーザーの視点に立って評価していく。PSXの購入を検討されている方、迷っている方の一助(背中押し)になれば幸いだ。