日本アイ・ビー・エム(株)は5日、ディスプレー製品の新ブランド“ThinkVision”の第1弾として、UXGA対応の20.1インチTFT液晶ディスプレー『ThinkVision L200p』の販売と出荷を同日付けで開始すると発表した。IBMダイレクトでの価格は17万8000円。
『ThinkVision L200p』 |
『ThinkVision L200pモニター』(6736-HB0)は、1600×1200ドット/1677万色(24bit)表示に対応した20.1V型(20.1インチ)のTFT液晶ディスプレーで、視野角が上下/左右170度の広視野角が特徴。画素ピッチは0.255mm。コントラスト比は300:1で、輝度は250cd/m2。ワンタッチで自動設定が行なえるボタンを装備するほか、信号変化によって発生する画面ノイズを軽減する自動補正機能を搭載する。
入力は、デジタル(DVI-I)とアナログRGB(ミニD-Sub15ピン)の2系統を装備しており、ディスプレーの切り替えを本体前面のスイッチで行なうことができる。水平同期周波数は、デジタルが31k~75kHz、アナログが31k~94kHz。垂直同期周波数はデジタル/アナログとも56~85Hz。
電源はAC90~264Vで、消費電力は最大65W(Active OFFで3W、OFFで1W)。本体サイズは幅467.5×奥行き259×高さ391.7mm、重量は8.35kg。高さは80mmの調整が可能で、チルトは後ろ30度まで。スイーベルは左右270度。VESA準拠のアームスタンド(100mm)の取り付けも可能。
同社では、CAD(機械設計)、金融機関のトレーディング業務、出版業界のDTP、医療機関のデジタル診療システムなどの用途に適しているとしている。