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i2テクノロジーズ、EXEテクノロジーズ、日本IBM、グローバルSCM戦略支援で提携

2003年01月21日 16時12分更新

文● 編集部

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i2テクノロジーズ・ジャパン(株)、イーエックスイーテクノロジーズ(株)、日本アイ・ビー・エム(株)、アイ・ビー・エム ビジネス・コンサルティング サービス(株)(BCS)、日本アイ・ビー・エム ロジスティクス(株)(JBL)の5社は21日、日本企業のグローバルSCM戦略支援に関して提携し、共同プロジェクト“JAILOS(Japan Initiative Logistics Solution:ジャイロス)”を推進していくと発表した。

“JAILOS”は、日本に本社を置きアジアを中心に海外展開を進める企業グループを対象に、調達・物流・配送などのロジスティクスに関するソリューション(SCMシステムの導入)とコンサルティングサービス、および海外拠点を含むロジスティクス分野のアウトソーシング(BPO:Business Process Outsourcing)や“e-ビジネス・オン・デマンド”型サービスを提供するためのプロジェクト。特に、製造受託(EMS)企業やOEMメーカー、電子部品や半導体などのエレクトロニクス業界などで、最適なバリューチェーンが構築できるようにサービスを提供する(バリューチェーンとは、原材料の調達、生産、商品の販売に関してサプライヤーとメーカー、メーカーと小売が連携して在庫の適正化を進めることや、商社とメーカーが共同で、売れ行きに応じた製品納入体制を構築すること)。

提供メニューは、“在庫最適化パック”、“輸送ネットワークパック”、“調達ソーシングパック”の3メニュー。i2テクノロジーズは、在庫と輸送を最適化するソリューションを核としたサービスを提供する。EXEテクノロジーズは、国内外の物流拠点の在庫量や船・航空機による輸送中在庫をリアルタイムに管理し在庫の適正化を図るためのソリューションとサービスを提供する。日本IBMは、海外のIBMと連携し、グローバルレベルでのユーザー支援やe-ビジネス・オン・デマンド型サービスを提供するために、サーバーやミドルウェア、システム運用のアウトソーシングサービスなどを提供する。BCSは、システム投資に対するビジネスベネフィットから適切なプロセスを描き、導入プログラムの作成と意識改革、プロジェクトの運営を担当する。JBLは、物流プロセスのコンサルテーションと、プロセスの確実な反映を担当する。

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