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エレクトロニック・アーツ・スクウェア、都市開発シミュレーション『シムシティ4』を発売

2002年11月28日 18時42分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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エレクトロニック・アーツ・スクウェア(株)は27日、2003年1月16日に発売する都市開発シミュレーションゲーム『シムシティ4』の説明会を行なった。対応OSはWindows 95/98/Me/2000/XPで、価格は7980円。

パッケージ『シムシティ4』のパッケージ

『シムシティ4』は、プレイヤーが市長となり、何もない土地から都市を創造、発展させていく都市開発シミュレーション。今回よりグラフィックスが3D化され、建物等のビジュアルがよりリアルになっている。また平面地ではなく起伏がある土地にも地形に沿って建物や道路などを建設できるようになった。

画面1
『シムシティ4』の画面。ランドマークとして東京タワーも登場する (C)2003 Electronic Arts Square Inc. All rights reserved.
画面2
3Dグラフィックスにより建物などがよりリアルになった。シム人たちが動き回る様子もよく分かる

“天地創造モード”では、土地を盛り上げて山にしたり、土地を下げて谷を作ったりして、任意の地形を創造することが可能。これにより都市を造る前に好みの大地を自分で作成できる。作成した土地には木を植えたり、野生動物を放したりすることも可能。“市長モード”は、従来製品のようにプレイヤーが市長となって市民の満足するような都市を造り出すモード。アドバイザーの意見や新聞等を参考に都市開発を進めていく。

画面3
天地創造モードでは、マウスのドラッグ操作で任意の形に湖や山などを作成できる
画面4
夜の都市の様子。朝や昼間、夕暮れなど時間帯によってグラフィックスも変化する
画面5
プレイヤー自ら“神”となって洪水や隕石落下、竜巻、火山噴火といった天変地異や、ロボット来襲などの災害を都市に起こすことも可能

“マイ・シムモード”は、あらかじめ用意されている“シム人”を自分の都市に住まわせるモードで、シム人は都市で家と職業を見つけて生活しながら、現在の都市について意見や感想を述べてくる。また、同社製品『シムピープル』で育てたシム人のデータをインポートすることが可能。さらにシムピープルの拡張版『シムピープル ペット&ガーデニング』でペットを飼っているユーザーは、そのペットデータもインポートできる。

画面6
マイ・シムモードではシム人やペットなどを自分の都市に住まわせることが可能

なお、“シムシティ4公式サイト”では、都市の発展におけるヒントや最新情報を提供するほか、ランドマーク等のシムシティ4用データもダウンロード提供する予定という。同社バイスプレジデントの高橋雅美氏は、「シムシリーズはコアなゲームユーザーだけでなく、普段はあまりゲームをやらない人たちにも知的ホビーとして楽しんでもらっている。今回ビジュアルなどさまざまなものが進化した。まるでその都市が生きているように感じられるだろう」としている。

高橋氏
同社バイスプレジデントの高橋雅美氏

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