サン・マイクロシステムズ(株)は13日、ディスクアレイの新製品として『Sun StorEdge 3310 SCSI Array』の販売を開始すると発表した。価格は154万円から。12月上旬に出荷を開始する予定。
『Sun StorEdge 3310 SCSI Array』 |
『Sun StorEdge 3310 SCSI Array』は、エントリークラスのディスクアレイ『Sun StorEdge A1000/D1000』の後継/上位機種で、ハードウェアRAIDに対応したディスクアレイ。RAIDコントローラーがデュアルの“デュアルRAIDコントローラ搭載モデル”と、シングルの“シングルRAIDコントローラ搭載モデル”、RAIDコントローラーを搭載していない“JBODモデル”の3モデルで構成される。36GBのHDD(毎分1万回転)を12台まで内蔵できる。電源はACまたはDC。本体サイズは幅44.7×奥行き53.3×高さ8.8cm(2U)で、重量は24.2kg。デュアルRAIDコントローラ搭載モデルは、フェールオーバーを本体内部で自動的に行なう機能を搭載するほか、JBODモデルを拡張ディスクアレイとして2台まで接続できるという。
Solarisのほか、Sun Linux 5.0(LX50上)、Windows NT 4.0/2000 Server、Red Hat Linux v7.3を搭載したサーバーに接続できる。RAIDに対応した管理ソフト『Sun StorEdge Configuration Service』、監視ソフト『Sun StorEdge Diagnostic Reporter 』が付属する。
標準システムの価格(最小構成)は、AC電源の場合、“JBODモデル”(182GB、36.4GB×5)が154万円、“シングルRAIDコントローラ搭載モデル”が260万円、“デュアルRAIDコントローラ搭載モデル”が360万円。DC電源の場合は、それぞれ20万円高くなる。