先月21日に発売された「NetGeneis SuperOPT70」に続き、マイクロ総合研究所から新型ブロードバンドルータ「NetGeneis SuperOPT90」が発売された。
CPUは「NetGeneis SuperOPT70」と同様“SH-4”を採用、SuperOPT70の200MHzに対し240MHzへとアップされ、パッケージによればスループットはネットワークデバイステスタによる測定で98Mbps。この値はもちろんコンシューマ向けルータとしては最速のものだ。同様の条件でSuperOPT70は97Mbpsとされており変わり映えしないようにも見えるが、実用時に近い環境においてはより高速化されており、FTP接続では94Mbps(SuperOPT70:72Mbps)、FTTHサービスでのPPPoE接続では67Mbps(45Mbps)という値が公表されている。(測定方法の詳細はマイクロ総合研究所のウェブサイトにおいて詳しく紹介されている)
本体デザインは「NetGenesis SuperOPT70」と同形状ながら、ボディカラーはブラック。高速化された意外の機能は変わっておらず、ポート数はWAN側に10Base-T/100Base-TX×1、LAN側に10Base-T/100base-TX×4。LAN側全ポートにでケーブルのストレート/クロスを自動判別するAUTO MDI/MDI-X機能をそなえる。IPアドレス変換による不正アクセス防御、IPフィルタリングによるファイアウォール機能、静的IPマスカレード機能/DMZ HOST機能をそなえるほか、複数固定IPアドレスサービス、VPNにも対応。価格はクレバリー1号店で1万7800円、DOS/Vパラダイスネットワークセンターとぷらっとホームで1万9800円。
【関連記事】