マイクロ総合研究所から、同社初の無線LANブロードバンドルータ「NetGenesis SuperOPTAir」が登場した。同社製ブロードバンドルータのフラグシップモデル「NetGenesis SuperOPT90」にPCカードスロットを設け無線LANカードを同梱したもので、ルータとしての性能はSuperOPT90と同等とされている。
本体デザインはSuperOPT90と変わらないブラックボディで、PCカードスロットは本体左。よって縦置きで使用すると無線LANカードのアンテナ部が本体最上部に飛び出す形になっている。スループットはFTPによる実効値で90Mbps、PPPoE接続で72Mbps、PC直結時で45Mbps。詳しい測定条件および結果はマイクロ総合研究所のウェブサイトに掲載されている。
無線LANカードは最大伝送速度11MbpsのIEEE802.11bに準拠。最大伝送距離は状況にもよるが屋内で30mとなっている。
PCカードスロット以外のインターフェイスはSuperOPT90と同じく10Base-T/100Base-TX×1、LAN側に10Base-T/100base-TX×4。LAN側全ポートにでケーブルのストレート/クロスを自動判別するAUTO MDI/MDI-X機能を装備。IPアドレス変換による不正アクセス防御、IPフィルタリングによるファイアウォール機能をそなえるほか、複数固定IPアドレスサービス、VPNにも対応。価格はぷらっとホームで2万9800円となっている。
なお、同じく無線LANブロードバンドルータとしてもう1つ、コレガ「BAR HGWL」も登場している。これも同様に同社製「BAR SW-4P HG」に無線LAN機能を追加したもので、スループットは最大97Mbps。価格はDOS/Vパラダイスネットワークセンターで2万2800円となっている。
【関連記事】