最近PCの小型化の傾向は著しいが、今月下旬にもPnetium 4搭載としては世界最小と思われるPCが発売予定として高速電脳に展示中だ。本体側面にはEZ IIとあり、これは製造元はAtozのサイトではEZgo E7041Sとなっているもの。外寸は編集部実測で65(H)×160(W)×195(D)mmと、だいたいハガキ2枚分のサイズになっている。「Espresso」や「Cappuccino G1」など同じような形状の小型マシンは販売されているが、このサイズでPentium 4搭載というのは衝撃的。
外寸は編集部実測で65(H)×160(W)×195(D)mm | 電源、リセット、サスペンドスイッチの他、USBコネクタが2つ、ヘッドフォン、マイクロフォンのコネクタが付く | |
ケース背面は、AC電源コネクタ、キーボード、マウス用PS/2、シリアルコネクタ、パラレルコネクタなどがびっしり | 小型のPS/2キーボードが付属 |
主なスペックは、CPUがPentium4-1.6A(Northwood)で、チップセットはSiS650。メモリはノートPCなどで利用されるDDR SO-DIMMを256Mを搭載する。
HDDは4200回転のIBM製travelstar(IC25N020ATCS)20GB、CD-ROMドライブはQuanta製SCR-242で読み込み速度は24倍速となっている。
上面にはケースのサイズを考慮してか、排気用ダクトがあり、その隣にPCカードスロットも搭載される。コントローラはRICOH製のようだ。
カバーを取り外したところ | IBM製のHDDを取り外すとPCカーD歩スロットが見える | チップセットはSiS650 | ||
VIAのUSB2.0コントローラとRaltekのLANチップ | CD-ROMドライブはQuantaのSCR-242(24倍速) | マザーボード背面のSO-DIMMスロットにはWinbond製の256MBが差さっている |
前面には、電源、リセット、サスペンドスイッチの他、USBコネクタが2つ、ヘッドフォン、マイクロフォンのコネクタが付く。ケース背面はというと、AC電源コネクタ、キーボード、マウス用PS/2、シリアルコネクタ、パラレルコネクタ、VGA出力、オーディオline-in、line-out、SPDIF、VIDEO-OUT、S出力端子、USBコネクタ、IEEE1394コネクタ、モデムlineコネクタの他、10/100/1000BASE Ethernetコネクタが2つと、小さい面積に所狭しと並んでいる。キーボード、マウスはそれぞれ付属しており、あとはモニタさえあればほとんどの環境が揃うことになる。また、この製品には専用のキャリングケースが付属しており、全ての付属品などがこれに収まるようになっている。発売時期は8月の下旬予定で予価6万9800円。
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