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iX-20

iX-20

2001年07月27日 13時55分更新

文● 行正

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iX-20

富士フイルムアクシア

オープンプライス

富士フイルムアクシアの「iX-20」は、35万画素CMOSセンサと固定焦点・パンフォーカスレンズを装備するデジタルカメラだ。いわゆるトイデジカメと同程度のスペックだが、関連会社である富士写真フイルムの「FinePixシリーズ」の下位となるデジタルカメラの入門機として位置付けられる。

スマートメディアスロットを装備した低価格機

本体の右側はラバーで覆われており、グリップ感は良好だ。

 iX-20は、タバコの箱程度のサイズの低価格デジタルカメラだ。カラー液晶モニタ(液晶ファインダ)はないものの、レンズ/光学ファインダともに本体左端に配置され、パララックス(ファインダと撮影画像の視差)は少ない。



レンズ部は透明なカバーが付いており、下のレバーでスライドさせる。右側がカバーされている状態。左がレンズを露出させた状態。その中間状態は使わないが、レンズカバーの構造がよくわかる。

 レンズの下にあるレバーはマクロではなくレンズカバーのスライドスイッチだ。撮影時にはレンズカバーをスライドさせて(レンズを露呈させて)撮影する。レンズカバーは透明なので、レンズを覆っている状態でも撮影は可能だが、若干画像が暗めになる。カバーの開け忘れによる撮影ミスを回避(?)する方法としてはおもしろい解決策だが、たとえばより光線透過率の低いカバーとして、NDフィルタ(レンズに装着する減光用フィルタ)として使えるようになっていればより実用的だっただろう。



本体右側面にスマートメディアスロットが、下面には電池収納部がある。

 内蔵フラッシュやビデオ出力なども備えているほか、このクラスのデジタルカメラとしては珍しく記録媒体にリムーバブルメディア(スマートメディア)を採用しており、付属の8MBメディアで約133枚(640×480ドット時)の記録が可能だ。

 なお、スマートメディアの仕様上の弱点として、書き込みや読み出し中にメディアが引き抜かれると、メディアの物理フォーマットが壊れてしまい、利用できなくなることがある(カメラやPCでは再フォーマットできない)。多くのデジタルカメラでは、メディア保護のためにスロットのカバーを開けると自動的に電源が切れる機構が付いているが、iX-20ではフタを開けた状態のままでも何ら問題なく利用できてしまう。低価格製品なのでやむを得ないのかもしれないが、初心者や子供にも使わせる製品としてはもう少し配慮が欲しかった。



背面の液晶は7セグメント×4桁で、撮影枚数などを表示する。高解像度(HI)/低解像度(LO)やフラッシュモードなどはアイコンで表示される。

 背面には上部に電源スイッチ、中央部にモノクロ液晶を装備し、7セグメント×4桁とアイコン表示より撮影枚数や各種モードが表示される。カウントは撮影可能枚数(残数)ではなく、撮影済み枚数となる。液晶下の「MODE」ボタンと「STROBE/ENTER」ボタンでほとんどの操作が可能で、撮影画素数の切り換え、フラッシュの発光、4桁表示によるLAST(最後の1枚)やALL(全画像)の削除などの操作が可能だ。



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