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Mach Power MPX

Mach Power MPX

2001年09月27日 00時00分更新

文● 行正

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Mach Power MPX

エヌエイチ・ジャパン・ホールディングス/ニチメン

オープンプライス

低価格デジタルカメラといえば、固定焦点でパンフォーカス、640×480ドット(30万画素)程度の画素数というのが“定番”であるが、エヌエイチ・ジャパン・ホールディングスとニチメンが発売する「Mach Power MPX」は130万画素CMOSセンサを搭載することで最大1280×1024ドットの画像出力が可能なデジタルカメラだ。

シンプルフォルムにシンプルな機能

フロント
グリップ部がホールディングしやすいようになっている前面。レンズ周囲のヘアラインが特徴的だ。

 Mach Power MPXは、低価格の小型デジタルカメラ「Che-ez!」シリーズで知られるエヌエイチ・ジャパン・ホールディングスとニチメンのデジタルカメラだ。なお、価格は“オープンプライスながら1万2800円”とリリースに表記されており、カメラ量販店では16MBのCFカード付きで同価格で売られているなど、実売価格は1万円強といったところだ。

 画像表示用液晶モニタを持たず、単焦点パンフォーカスレンズとCMOSセンサの組み合わせはいわゆるトイデジカメにお馴染みの仕様だが、MPXは130万画素のCMOSセンサを搭載する。



バック
モノクロ液晶と光学ファインダが並ぶ背面。右下の黒い部分はCFカードのイジェクトレバー。ファインダの中にフラッシュチャージ通知用LEDがある。

 本体デザインは、どことなくサンヨーの「DSC-MZ1」に似たデザインで、フロントフェイスにヘアライン処理されているのも同様だ。ただし、全体的な仕上がりに関してはいかにもプラスチックといった感じで安っぽさは否めない。

 操作系は非常に単純で、シャッターのほかはメインスイッチとMODE、SETという計4つのボタンと、背面にある7セグメント液晶(3桁)+モード表示のみだ。MODEスイッチを押すごとに選択項目が、記録画素数/デジタルズーム(2倍)/動画記録に切り換わってSETボタンで決定する。



トップ
シャッターを含め4つのボタンしかない操作系。操作を間違える心配はまずない。

 撮影機能に関してもシンプルで、撮影範囲は1.5m~∞でマクロ機能はない。記録メディアとしては、本体側面にCFカードスロット(TypeI)があるほか、8MBの内蔵メモリも装備する。ただし、内蔵メモリはSDRAMなので電池交換や電池切れで内容が消えてしまうので要注意だ。また、内蔵メモリとCFカード間でのデータ交換機能はないほか、1枚単位での画像消去やCFカードのフォーマット機能も持たないため、PCなどで不要なデータを削除する必要がある。



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