レッドハット(株)は18日、「GNUPro」の最新バージョン『GNUPro 2001』を発表した。
「GNUPro」は、C/C++コンパイラやビジュアルデバッガ“Insight”、マクロアセンブラなどで構成されるソフトウェア開発ツールキット。デスクトップ/組み込み両方に対応している。今回新しくサポート対象となるプラットフォームは以下のとおり。
- Red Hat Linux 7.x
- Solaris 2.5.1/2.6/2.7/2.8
- HP-UX 10.20(PA 1.1)、HP-UX 11.0(PA 1.1)、HP-UX 11.0 (PA 2.0w)
- Windows NT 4.0
- AIX 4.3.3
組み込み用は以下のとおり。Hitachi SH-5、Pentium II/IIIにも対応予定だという。
- Red Hat Linux 7.x
- PowerPC
- Intel XScale
『GNUPro 2001』のサポートは年間購入として販売され、Webベースのサポートや、最新バージョンへのアップグレード、パッチレベルのバグフィックスなどが含まれる。価格はホストがLinuxの場合は年間9995ドル、Linux以外では12500ドル。日本でのサポートの相談は、embedded-jp@redhat.comで受け付けている。