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レッドハット、カーネル2.4を搭載したRed Hat Linux 7.1を発表

2001年04月18日 02時38分更新

文● 編集部

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レッドハット(株)は、カーネル2.4を実装した「Red Hat Linux 7.1」の発売を5月11日より開始すると発表した。4月16日の米国販売開始を受けたもので、SMPサポートの改善、ユーザーが容易にDNS、Web、プリントサーバをセットアップ/運用できる新しいコンフィギュレーションツールなどが提供される。米国版では「Red Hat Network Software Manager」(以下Softwear Manager)による「Red Hat Network」(以下RHN)経由でのサポートも提供される。これはRHNを利用して、有料で自動的に新しいRPMへの更新やバグフィックスをするというもの。米Red Hatはサービスを開始するが、日本国内のサービス提供は準備中とのことだ。

Red Hat Linux 7.1J
Red Hat Linux 7.1J

レッドハット(株)によると、「Red Hat Linux 7.1」の特徴として、

  • カーネル2.4搭載により、8個までのマルチプロセッササポート、64GBの物理メモリのサポート、USBなどのホットプラグデバイスのサポート、などを実現。
  • 必要とされるまでインターネットユーティリティをアクティブな状態にしないなど、デフォルト設定を安全なものにした。
  • グラフィカルな“Kickstart”コンフィギュレーションツールによって、管理者不在のインストールや、ノートパソコンへ新たにインストールする時のユーザーの負担を軽減。
  • Webサーバに“TUX”を採用。
  • GNOME採用による国際化の向上。
  • XFree86 4.0.3を採用。
  • 新しい2000ページにわたる“カスタマイゼーションガイド”を同梱。
  • RHNに対応したSoftware Managerが、更新情報、バグ情報、セキュリティ上の注意などをユーザーに通知(国内でのサービスは準備中)。

などが挙げられるという。

製品ラインナップと価格については以下の通り。

Red Hat Linux 7.1
商品名Official Red Hat Linux 7.1 DelixeOfficial Red Hat Linux 7.1 Professional
サポート60日間の電話/メールサポート90日間の電話/メールサポート
CDオペレーティングシステムCD3枚、ドキュメントCD1枚、ワークステーション向け商用アプリケーションCD2枚、Power Tools CD1枚、LoKi Game CD1枚オペレーティングシステムCD3枚、ドキュメントCD1枚、ワークステーション向けアプリケーションCD2枚、サーバ向けアプリケーションCD2枚、Power ToolsCD1枚、LoKi Game CD1枚、Developers Module Archive CD1枚
価格1万4800円3万4800円

その他、それぞれにインストレーションガイドとサポートマニュアルが付属する。

動作条件はともに以下の通り。

  • PC/AT互換機
  • 32MB以上のメモリ
  • 空き容量650MB以上のハードディスク

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