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レッドハットとジーエス・イーイー、UPS管理ソフトでアライアンス

2001年05月17日 20時22分更新

文● 編集部

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無停電電源装置(UPS)メーカーであるジーエス・イーイー(株)は17日、レッドハット(株)と共同開発したUPS管理ソフトウェアをRed Hat Linux 7.1にバンドルするという、“ISV”(Independent Software Vendor)アライアンスを締結した。今回のアライアンスは、Linux上で動作するアプリケーションの不足を解消したいというレッドハットと、サーバとして用いられることの多いLinux市場でのUPS利用拡大を目指すジーエス・イーイーとの利害が合致した形のものといえる。

ジーエス・イーイーは日本電池(株)の子会社で、パーソナルからビジネスユースまで対応するUPSを取り扱っている。Red Hat Linux7.1のほかにも、Linux各種ディストリビューションやFreeBSD、UNIX、Windowsなどに対応したモジュールをインターネット上で公開しており、ダウンロードして使用することが可能。また、クラスタシステムに対応したUPS用ケーブルや、ネットワーク機器全体の電源制御を可能にした『リモートパワーコントローラ』といった周辺機器も扱っている。

今回バンドルされることが決まったのは、ジーエス・イーイーのUPSである『GE3115』シリーズに対応した、『パワーバイザS』。このソフトウェアと『GE3115』シリーズのUPSを組み合わせて用いることで、以下のような機能を利用することができる。

  • 停電時の自動シャットダウンと指定したスクリプトの実行
  • 停電発生回数などを記録するイベント・ログ機能
  • 停電/電力障害および回復情報をメール送信、SNMPトラップを送信することが可能
『パワーバイザーS』の設定画面。シャットダウンスクリプトファイルの編集などができる

『GE3115』との通信にはシリアルポートを使用し、設定変更画面では以下の設定が可能。

  • シャットダウンスクリプトの編集、実行レベル指定
  • 停電時間確認
  • シャットダウン処理に入ってから実際にシャットダウンスクリプトを実行するまでの遅延時間設定
  • UPSの自動停止
  • イベント発生時のメッセージの表示/非表示
  • SNMPトラップの送信/非送信、送信先
  • メールの送信/非送信、送信先、送信される文字列

デフォルトでは停電を感知してからすぐにメッセージが表示され、150秒後までに停電状態から回復しない場合、30秒のシャットダウン遅延時間をおいてから自動シャットダウンに入る。

GS3115シリーズはミニタワー型の小型UPS装置。容量は300VAから650VAまで4種類あり、価格は2万4900円から。

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