Microsoftは6月18日、カリフォルニア州サンフランシスコにおいて、プレス向けセミナー“Windows XP Reviewers Conference”を開催し、「Windows XP Release Candidate1(RC1)」を7月4日までに配布すると発表した。カンファレンスの詳細については、以下の記事を参照。
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このカンファレンスで紹介されたWindows XPは「Build 2486」「Build 2490」であったが、今回紹介する「Build 2495」には、新機能の追加は行なわれていないが、不具合の修正、パフォーマンスチューニングが施され、RC1リリースの準備が進められていると言える。
付属のドキュメントのタイトルは「Whistler Feature Guide for Client RC1」で、解説はA4で173ページにものぼり、ベータ2に付属のものより10ページも増えている。そして6月25日現在、既に「Build 2498」がリリースされたとの情報も入ってきた。
もちろんWindows XP本体のビルドが進むと共に、標準搭載の「Internet Explorer 6.0」「Windows Messenger 4.0」「Windows Media Player 8.0」「MSN Explorer 6.1」の開発も並行して進められている。
「Build 2495」の各画面を、前回紹介した「Build 2465」のものと比較すると、細かい部分のデザインが変更されていることに気が付く。詳細は、5月21日に掲載した以下の記事を参照していただきたい。尚、今回紹介する画面の順序は、基本的に以下の記事と並びを同じにしてある。
画面1 「Windows XP Professional」(Build 2495)起動時のスタートアップスクリーンに表示されるロゴ。「Whistler」から「Windows XP」のロゴが使われている。 |
画面2 ログオン・スクリーン。ユーザー「Admin」には、未読メールが1通あり、2つのアプリケーションが実行されていることが表示されている。ここに表示されるアイコンは、コントロールパネルのユーザーアカウントの設定で変更が可能。 |
画面3 ユーザー「Admin」でログオン。パスワード入力用のボックスが表示される。このパスワードも、ユーザーアカウントの設定で変更が可能。 |